最大規模500人抗議 シュワブ前、機動隊を押し返す
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の代替となる新基地建設計画で11日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前には集会を除くと過去最大規模となる約500人が集まり、抗議行動を展開した。シュワブ旧ゲート前の座り込み行動では、機動隊による排除を初めて押し返す場面もあり、基地内に入ろうとする工事関係...
View Article野球に夢中、車いすの副主将 伊波クラブの山城来君
【うるま】「野球が好き」という思いを胸に、10月31日、うるま市与那城多種目球技場で開かれた学童軟式野球大会の開会式を、車いすで行進した選手がいた。伊波ベースボールクラブ副キャプテンで背番号3の山城来君(12)=うるま市立伊波小6年=だ。脳性まひで手足に障がいがある。将来は「野球評論家になりた...
View Article沖縄こどもの国のクマ逃走 2度目、園内で捕獲
【沖縄】沖縄市の動物園「沖縄こどもの国」で7日、飼育しているツキノワグマの「美月」が高さ約4メートルある展示場(飼育舎)屋根のフェンスをかみ切り、外に逃げ出していたことが分かった。来園者が園内で発見し、その5分後に飼育員が捕獲したという。クマは10月5日にも飼育舎から逃げており、今回で2回目。...
View Article全国928町村議長「地位協定見直しを」 大会で初決議
【東京】全国928町村議会の議長が一堂に会した「第59回町村議会議長全国大会」が11日、東京渋谷区のNHKホールで開かれ、日米地位協定見直しを求める特別決議が全会一致で採択された。町村議長会での地位協定見直しを求める動きは、1995年の米兵少女乱暴事件があった直後から各都道府県の町村議長会長が...
View Article県、防衛局を行政指導へ 辺野古、事前協議再開求める
米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に伴う新基地建設で、沖縄防衛局が県との事前協議を終えないまま本体工事に着手していることについて、県は11日までに防衛局に対し、工事中止と事前協議再開を求める行政手続法に基づく行政指導を行うことを決めた。事前協議は前県政の埋め立て承認時に付けられた留意事項に...
View Article知事、国の是正指示拒否 辺野古取り消し、法廷で意見陳述へ
翁長雄志知事は11日午後4時、県庁で記者会見し、米軍普天間飛行場の辺野古移設に向けた知事の埋め立て承認取り消し処分に対して石井啓一国土交通相が出した是正指示について、指示内容を拒否する考えを示した。同日付で回答文書を国交相に発送した。文書は回答期限の13日までに国交相に届く予定。知事が指示を拒...
View Article<金口木舌>就活への号砲
小津安二郎監督の1929年の無声映画「大学は出たけれど」は、昭和初期が舞台のモノクロ映画だが、こっけいさの中に、今も変わらぬ切なさも伝わる ▼就職活動をするも、どこにも採用されない主人公は田舎の母親を安心させようと「仕事が決まった」とうその手紙を書く。真に受けた母は許嫁(いいなずけ)を伴って上京...
View Article<社説>県教育大綱 施策の肉付けが肝要だ
資源の乏しい沖縄で、社会が健全かつ幸福のうちに発展できるかどうかは、ひとえに人材にかかっている。たとえコストがかかろうとも、全ての子が適切な支援を受け、その能力を完全に開花させた方が社会にとっても望ましい。 県総合教育会議が県教育大綱案をまとめた。県にとってはこれが初の教育大綱だ。2012年の...
View Article<社説>「是正指示」拒否 民主国家の看板が問われる
「わが国は法治国家である」とは安倍政権がよく使う言葉だ。米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設計画で、石井啓一国土交通相の埋め立て承認取り消し処分の是正指示に対し、翁長雄志知事は是正勧告に続き、指示も拒否する意思を表明した。政府は知事の拒否を受け「法治国家」の名の下、代執行提訴...
View Article松川君(福嶺中)グランプリ 働く姿写真コンテスト
【宮古島】身近な大人の働く姿をテーマにした「第11回アイデム写真コンテスト」(アイデム主催)の中学校の部で、宮古島市立福嶺中3年の松川大晟(たいせい)君が撮影した「見守る視線」が応募3235作の1位であるグランプリに輝いた。 松川君の作品は「働く保育士と子どもたちの構図が印象的」「子どもの表...
View Article県内ハローワーク職員、非正規7割 不安定な雇用環境
沖縄労働局が管轄する県内5カ所の公共職業安定所(ハローワーク)の職員に占める2015年4月1日現在の非正規雇用の割合は71・3%(407人中290人)で、全国ワーストを記録した県内の非正規雇用率44・5%(総務省12年調査)を大きく上回ることが11日までに分かった。割合の高さからは、就労支援に...
View Article知事冒頭発言全文・一問一答要旨
会見での翁長雄志知事の冒頭発言全文と一問一答の要旨は次の通り。 本日、去る11月9日付で、地方自治法第245条の8第2項の規定により国土交通大臣が行った「辺野古新基地建設に係る公有水面埋め立て承認取り消し処分を取り消せ」との指示について、これに従わない旨の文書を、同大臣宛て発送することとした。...
View ArticleOIST学長 米の物理学賞 宇宙研究功績たたえ
沖縄科学技術大学院大学(OIST)のジョナサン・ドーファン学長がアメリカ物理学会から2016年パノフスキー賞を贈られた。同賞は素粒子物理学分野の実験物理学で功績のあった人をたたえる。デービッド・ヒトリン氏、スティーブ・オルセン氏、高崎史彦氏との共同受賞。 ドーファン学長らは米国スタンフォード...
View Article最優秀賞に外間さんら 健康づくり標語
【うるま】8日に市仲嶺の市民芸術劇場で行われたうるま市民健康づくり推進大会(うるま市主催、うるま市議会・市教委・琉球新報など共催)で、第2回うるま市健康づくり標語の表彰式が行われた。最優秀賞と優秀賞の受賞者に賞状が手渡された。 最優秀賞は3作品。小学生の部では市立南原小学校6年の外間天さんの「...
View Article沖縄戦識者を検定官に 文科省に要請 9・29大会決議実現させる会
【東京】沖縄戦の「集団自決」(強制集団死)について、歴史教科書に軍命の記述復活を求めている「9・29県民大会決議を実現させる会」(世話人・仲西春雅県高校PTA連合会会長)は11日、文部科学省に堂故茂政務官を訪ね、沖縄戦に詳しい有識者を検定官と検定審議委員に加える「沖縄条項」を検定基準に盛り込む...
View Article心の健康得る環境へ 精神保健福祉大会 沖縄の課題解決探る
「戦後70年・沖縄の自然と心の変遷」をテーマにした第46回精神保健福祉普及大会(県、県精神保健福祉協会主催)が11日、宜野湾市民会館で開かれ、精神保健や医療、児童福祉などの専門家が公開座談会で議論した。少年犯罪や戦争体験のトラウマ(心的外傷)、沖縄の自己決定権などの幅広い課題について、戦後の環...
View Article辺野古沖 スパット2基組み立て 市民、抗議船で掘削警戒
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設で12日午前、名護市大浦湾では海底掘削(ボーリング)調査の準備のため、新たにスパット台船が設置された。沖縄防衛局は午前11時半現在、2基のスパット台船で掘削作業に向け、組み立てる作業が始まっている。 米軍キャンプ・シュワブゲート前で...
View Article台湾との経済交流発展を 知事、現地トップセールスへ
翁長雄志知事が団長を務める「県トップセールスin台湾」は12日午前11時、那覇空港から台湾へ出発した。県内経済団体代表や旅行関係者ら計67人が14日まで滞在し、台湾とのさらなる経済交流発展を図る。現地の航空会社に沖縄路線の拡充を求めるほか、MICE施設やクルーズターミナルなども視察する。13日...
View Article<未来拓くうるまの宝>下 観光PRを強化 市民の主体性、発展の鍵
世界遺産勝連城跡、海中道路、闘牛、エイサー。うるま市が観光施策で主軸におく四つだ。海中道路で結ばれた伊計、浜比嘉などの島しょ地域には昔ながらの集落が広がる。市商工観光課は「市外、県外をターゲット」(目取真康裕係長)に「うるま」の認知度を高めるための施策を展開。フェイスブックや観光誌への発信に力...
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