「拡大」15ヵ月連続 りゅうぎん11月景況 消費、観光が好調
りゅうぎん総合研究所(池端透社長)は29日、11月の県内景況を発表した。消費関連や観光関連が好調に推移し、建設関連も堅調なことから、全体の景気判断を15カ月連続で「拡大の動きが強まる」とした。消費マインドは高い一方、気温が高く推移していることから衣料品や暖房器具の季節商材の売上環境に厳しさが見...
View Articleキンザー一括返還要請決議 浦添市議会 与党提案を可決
浦添市議会(又吉正信議長)は22日の12月定例会で、与野党がそれぞれ「米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)早期一括全面返還を求める要請決議」を提案し、公明・自民党系の与党が提案した要請決議が賛成15、反対2、退席9の賛成多数で可決された。野党の決議は賛成9、反対15、退席2で否決された。 ...
View Article精神障がい、労災に 県内男性の訴え認定
運送業で働く県内の男性(56)が長時間労働や職場の人間関係の悪化による精神的苦痛を訴え、労働基準監督署から精神障がいの労働災害(労災)認定を受けた。一方で、男性が働く会社は「時間外労働に関しては指導し、作業の軽い部署への人事異動なども行った。男性の負担軽減に最大限配慮してきた」と説明している。...
View Article死者の無念、後世に 加藤さん、日本の姿問いエッセー
【東京】童話作家の加藤多一さん(81)=小樽市在住=が、沖縄で戦死した次兄・輝一(こういち)さんの軌跡を追い、戦後70年の沖縄と日本の現実を問うたエッセー「兄は沖縄で死んだ」(高文研)をこのほど出版した。「兄弟として口に出すのはつらいが、コウちゃん(輝一さん)は犬死にだった」と話す多一さん。死...
View Article名護高マーチングバンド 全国最優秀、市長に報告
【名護】20日に埼玉県のさいたまスーパーアリーナで開かれた「第43回マーチングバンド全国大会(日本マーチングバンド協会主催)」の高校の部小編成で、金賞・編成別最優秀賞に輝いた名護高校マーチングバンドのメンバーが25日、名護市役所に稲嶺進市長を訪ね受賞を報告した。名護高校マーチングバンドが同大会...
View Article年末年始 暮らしの情報
2015年も残すところあと2日。県内各地では年越しのカウントダウンや初日の出を見るイベントなどが予定されている。正月三が日は初詣で県内の神社や寺周辺は混雑しそうだ。 ◆初日の出:南北大東7時、与那国7時半 第11管区海上保安本部は30日までに、県内の初日の出の予想時間を発表した。県内の主な観望...
View Article共同売店、振興の核に サミットで情報交換
【国頭】過疎化や高齢化が進む地域で共同売店が果たせる役割について議論する「第2回共同売店サミット」(主催・共同売店ファンクラブ、与那共同店、沖縄大学宮城ゼミ)が23日、国頭村与那のよんな~館で開かれ、県内外の共同売店関係者らが情報交換した。地元集落の散策ツアーを企画して観光誘客を図るなど、共同...
View Article初商いへ福袋詰め 県内デパートやスーパー
新年の初商いに向け、県内のデパートや大型スーパーでは30日、従業員が福袋を詰める作業など準備に追われた。1月2日午前9時半から初商いする那覇市のデパートリウボウでは、従業員が衣類などを福袋に詰めた。 リウボウは直営店で1万円と2万円の福袋計300個を用意。大型テレビなどが当たる「ラッキー賞お引...
View Article沖縄のちむぐくる、世界へ 本紙企画「平和のうた」スタート
琉球新報社は「命どぅ宝」に象徴される平和を求める心、「ゆいまーる」と呼ばれる助け合い、先祖を敬い自然を愛する沖縄の精神文化を「うた」で表現する公募企画「平和のうた」を始めます。中日新聞・東京新聞の企画「平和の俳句」に賛同し、沖縄から平和の心を発信します。選考の結果、初回掲載の4作品が決まりまし...
View Article外国人レンタカー事故急増 業界、ステッカーで対策強化
県内でレンタカーを利用する外国人の事故件数が、日本人利用者の約3倍に上ることが30日までに、県レンタカー協会(白石武博会長)のまとめで分かった。同協会によると、2014年度の外国人のレンタカー利用者が起こした交通事故は2901件で、日本人は約千件だった。14年度のレンタカーの外国人利用者数は1...
View Article「仕事の割に給料安い」 潜在保育士、半数が二の足
保育士資格を持っているが、保育所に勤務していない「潜在保育士」の約半数が、「仕事の大変さの割に給料が安い」ことを理由に保育所に就職していないことが県の調査で明らかになった。一方、保育所に勤務経験のある潜在保育士は出産を機に退職した人が多く、復職には「家庭と仕事の両立に不安を感じる」と答えた人が...
View Article幸せ願い新年準備 食材求め市場に活気
大みそかを前にした30日、県内の市場やスーパーでは年末年始で使う食材などを買い求める人でごった返した。那覇市の牧志第一公設市場は豚肉や魚介類などの食材を買う親子連れや市場の活気を楽しむ観光客でにぎわった。市場周辺でも門松やしめ縄などを品定めしたりする人々がいた。 ごぼう巻きに使う豚肉を買ったと...
View Article米統治下の言論統制、浮き彫り 琉球政府文書3900枚発見
米統治下の沖縄で行われていた言論統制に関する大量の琉球政府文書が30日までに見つかった。1953年1月から56年6月までの間に琉球政府が扱った文書で、出版許可申請書や琉球政府内での決裁書類、米国民政府への照会文(英文)、申請者への許可・不許可の通知文などが事案ごとにまとめられていた。琉球政府文...
View Article森兄弟日本一に 2年連続の快挙 珠算大会
埼玉県の浦和ロイヤルパインズホテルで26日に開かれた全国珠算競技大会そろばんクリスマスカップ2015(日本珠算協会主催)で、浦添市の宮城珠算学校(宮城忍人校長)の森淑史君(14)=沖縄尚学中3年=が中学生の部の読上暗算で、弟の啓夢君(11)=泊小5年=が小学5・6年生の部の読上暗算とフラッシュ...
View Article<金口木舌>沖縄の思い主張する年に
本題と外れた“ゆんたく”に人柄や生い立ちが表れることはよくある。作家の半藤一利さんは沖縄を訪ねたことがないという。理由は「出るんですよ」 ▼「戦士の遺書-太平洋戦争に散った勇者たちの叫び」の執筆中は3人ほど出てきたそうだ。「コツン、コツンと階段を上がる音がして、上から霊ががーっとかぶってくる。『分...
View Article<社説>2015年回顧 民主主義問われた1年 諦めず、声を上げ続けよう
戦後70年、戦争体験者が少なくなる中、あらためて不戦を誓った1年が暮れようとしている。 沖縄戦の教訓である「軍隊は住民を守らない」。県民はそのことをよく知るからこそ、戦争につながる全てのことを否定してきた。 そうした県民、国民の願いと逆行するように、安倍政権は辺野古新基地建設や安全保障関連法...
View Article琉銀、ATMで海外カード対応 来年3月めどに開始
琉球銀行(金城棟啓頭取)は2016年3月上旬をめどに、県内のスーパーや大学計17カ所(15年11月末時点)に設置する現金自動預払機(ATM)で、海外発行カードの取り扱いを開始する。日本円の引き出しなどが可能になる。 対象ブランドは「Visa」「MasterCard」「銀聯(ぎんれん)」。設置先...
View Article東江を追加招集 ハンド男子日本代表
日本ハンドボール協会は29日、29日から始まる欧州遠征と来年1月の男子アジア選手権に臨む日本代表メンバーに、東江雄斗(興南高―早大)を追加招集したと発表した。 既に選出されている琉球コラソンの棚原良(興南高―日体大出)と、銘苅淳(ハンガリー・ニーレジハーザKC)も含め、県勢は3人となった。
View Articleコラソン、趙選手デビュー戦 “沖縄の親”応援
琉球コラソンに加入した台湾の趙顯章(チャオ・シャンチャン)が25日、名古屋市内の愛知県体育館で行われたトヨタ自動車東日本戦でデビューした。コラソン初の外国人選手となる趙だが、来沖にあたって“沖縄の親”となったのが那覇市の平田久雄・英子夫妻である。 夫妻はともに台湾と縁があり、本当の両親のように趙...
View Article「島マス」卒塾生 舞台彩る 人脈生かし慈善イベント
【沖縄】市社会福祉協議会の地域人材育成塾「島マス記念塾」の卒塾生らが20日、ミュージックタウン音市場で慈善イベント「マスプロジェクト」を開いた。200人以上が訪れ、子どもたちのダンスやプロのライブを楽しんだ。収益金は市社協に寄付される。 島マスさんは、戦災孤児や女性の救済に尽くし「沖縄福祉の...
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