那覇市議会が新基地中止要求 国の強権批判し意見書
那覇市議会(金城徹議長)の11月臨時会が4日開かれ、名護市辺野古への新基地建設をめぐる政府の強権的手法に抗議し、建設工事の即時中止を求める意見書を賛成多数(賛成33、反対4)で可決した。 意見書では、国が翁長雄志知事に代わって埋め立て承認に関する代執行手続きを開始したことや、本体工事を開始し...
View Article本部港駐車場整備へ 知事、伊江村を初視察
【伊江】翁長雄志知事らは4日、就任後初めての離島視察で伊江村を訪れ、島袋秀幸村長らと港湾整備や医師派遣などについて意見交換した。県の担当者は、伊江村民が本島で車を利用する際に必要な本部港の立体駐車場整備について「来年度に予算化したい」と明言するなど要望に対して一部前向きな姿勢を見せた。 島袋...
View Articleゴルフ・仲西(宜野座)富本(興南)V 県高校新人体育大会
県高校新人体育大会のゴルフ競技が4日、オリオン嵐山GC(男子6570ヤード、女子6090ヤード、パー72)で行われ、男子は3アンダーの富本虎希(興南)が頂点に立った。女子は1年生の仲西菜摘(宜野座)がイーブンパーで回り、栄冠を手にした。 友人の助言で復調 仲西 女子の仲西菜摘(宜野座1年)はス...
View Article豊かな辺野古見て 那覇の不屈館、牧志さん写真展
名護市辺野古の新基地建設に反対し、抗議船船長やダイビングチームレインボーの代表を務めるカメラマンの牧志治さん(65)の写真展が4日から那覇市若狭の「不屈館」(内村千尋館長)で始まった。辺野古と大浦湾で約10年間撮り続けた水中写真など30点を展示している。12月27日まで。 世界的に希少なアオ...
View Article<金口木舌>言葉の重みと「伝える」責任
真実やニュースの本質を伝える大切さなど、取材を繰り返す日々は自問自答が続く。そんな中で各記者たちは読者に知ってほしい、心に届けたいと記事を書く ▼10月29日、「伝える」責任を痛感させられた。名護市瀬嵩の丘の頂上、本土メディアの記者が現場中継のリハーサルで「普天間移設問題は19年がたち、いよいよ...
View Article<社説>日中韓首脳会談 信頼醸成へ対話を重ねよ
首脳会談は真の友好関係構築への第一歩にすぎないが、実現にこぎ着けたことを歓迎したい。 安倍晋三首相と中国の李克強首相、韓国の朴槿恵大統領による首脳会談が韓国で開かれ、「歴史を直視し、未来に向かって進む精神」で地域の安全と平和に向けて努力することで一致した。3カ国首脳会談の定例化と来年の日本開...
View Article<社説>県の不服申し出 政府の矛盾こそ審査せよ
米軍普天間飛行場移設に伴う辺野古新基地建設で、知事の埋め立て承認取り消しに対する国土交通相の執行停止を不服として、県が国地方係争処理委員会に審査を申し出た。これは、日本が公正な国であるかが問われる局面である。 なぜこれが公正な国か否かの指標になるかと言えば、国家の不公正性を疑わせることがあっ...
View Articleイタリア総領事、県を訪問 「沖縄観光は魅力的」
在大阪イタリア総領事館のマルコ・ロンバルディ総領事が4日午前、県庁に安慶田光男副知事を訪問した。総領事は沖縄を訪れるイタリア人観光客が増えていることなどを報告し、今後も観光など経済面での協力や友好関係を深めていくことを確認した。 ロンバルディ総領事は、イタリアでツアーに沖縄を組み込む旅行会社が...
View Article外国人レンタカー緊急時協力 OTSとJAF、県警が覚書
【豊見城】沖縄ツーリスト(OTS)と日本自動車連盟(JAF)沖縄支部、県警本部は4日、「外国人観光客の110番通報に係る通訳業務」の覚書を締結した。レンタカーの外国人利用者が急増しているのを受け、通訳などで3者が協力して事故処理などを円滑に進めるのが目的。OTSレンタカーを利用する外国人が事故...
View Article<金口木舌>新郎の4人の親
数年前の結婚披露パーティー。米国人の新郎の横に2組の夫婦が並んだ。新郎の両親は彼が幼いころに離婚し、それぞれ再婚。新郎は4人の“親”と抱き合い、感謝の気持ちを示した ▼その光景は日本でも見られるものになった。いまや結婚する4組に1組は再婚だ。英語で「継」を表す「step」を冠したステップ・ファミリ...
View Article<社説>中台首脳会談へ 地域安定へ実りある対話を
66年の時を経て、中国、台湾の両首脳が分断後初めて会談することが決まった。7日にシンガポールで行われる習近平・中国国家主席と馬英九・台湾総統の首脳会談は、台湾海峡の現状維持などが目的とされる。歴史的対話により、一時は冷え込んだ中台関係が再び融和に向かうことを期待したい。 1949年に中国共産...
View Article<社説>辺野古崎に土器 法治国家なら法の順守を
埋蔵文化財は私たちの来し方を探る最大の手掛かりである。ウチナーンチュとは何かを知る大きな手掛かりを、生かさない手はない。 名護市辺野古の新基地建設の埋め立て予定地内で土器や石器が発見された。2月に文化財「碇石(いかりいし)」が見つかった現場の近くだ。ここが新たな遺跡と認定される公算が大きくな...
View Article辺野古抗議の市民ら排除続く 機動隊員ら200人投入
【辺野古問題取材班】名護市辺野古への米軍普天間飛行場の移設計画をめぐり米軍キャンプ・シュワブのゲート前では5日、新基地建設に反対する市民ら約100人が午前6時半ごろから座り込み、工事関係車両のシュワブ内への進入を阻止しようと抗議した。ゲートまでは県警と警視庁から派遣された機動隊員ら約200人が...
View Articleユーマーク情報特区に認定 100人雇用目指す
車や家電製品などを稼働・制御する組み込み系ソフトウエアの開発や、デジタル機器の接続互換性検証事業などを手掛けるユーマーク(浦添市、大城保社長)が5日、情報通信産業特別地区(情報特区)の税制優遇措置企業として認定された。同日午前、県庁で開かれた交付式で浦崎唯昭副知事が大城社長に認定証を手渡した。 ...
View Article普天間ヘリ部品落下で抗議 公明県本「不安取り除いて」
公明党県本の糸洲朝則代表らが5日、外務省沖縄事務所に水上正史沖縄担当大使を訪ね、10月28日に発生した米軍普天間基地所属のCH53大型ヘリの部品落下事故に抗議した。 糸洲氏は「国民の不安を取り除く努力をしてもらいたい」と述べ、米軍機の安全点検と安全策確立までの同機種の飛行停止、地元への迅速な事...
View Article県内で津波防災訓練 高層階への避難訓練も
【与那原】「津波防災の日」の5日、県内各地で地震や津波を想定した訓練があった。参加者は避難経路や避難所の位置を確認し、緊急時の事態に備えた。 県と町による訓練を毎年実施している与那原町では今回、内閣府も主催に加わった訓練をした。午前10時に大規模な地震が発生し、同10時3分に県全域に大津波警報...
View Article辺野古「代執行」中止を 「連帯の集い」実行委が会見
1日に宜野湾市で開かれた「止めよう!辺野古新基地建設 打ち砕こう!安保の強化 戦争への道を許さない?・1連帯の集い」実行委員会の仲本和男共同代表らが5日、県庁で記者会見し、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に抗議した。 実行委は本体工事の着工などに抗議し、翁長雄志知事の埋め立...
View Articleゆるキャラで納税呼び掛け 強化月間出発式
沖縄県や市町村関係者は5日午前、12月31日までの「県税市町村税徴収強化月間」の出発式を那覇市の県庁前の県民広場で行った。期間中、公的機関や金融機関へのポスター掲示、テレビ・ラジオCMなどの広報活動に加え、再三の催告に応じない滞納者に対する処分も強化する。 南部地区個人住民税徴収対策協議会会長...
View Article社会に求められる人材に 沖縄産業開発青年隊が60年式典
沖縄産業開発青年隊(東村)の60周年記念式典が5日、那覇市の県青年会館であった。建設会社などへの就職率がほぼ100%に上ることなどが報告された後、現在入隊している第147期隊員が隊歌を斉唱し、今後も沖縄の産業発展に尽力することを誓った。 青年隊は1955年4月の創立。沖縄戦の傷痕が残る中、沖縄...
View Article平良菊さんに褒章伝達 投票率向上に尽力
秋の褒章の伝達式が5日県庁であり、那覇市明るい選挙推進協議会会長の平良菊さん(75)=那覇市=に藍綬褒章と賞状が贈られた。 約27年間、那覇市や県の明るい選挙推進協議会委員などを務めてきた平良さんは「自分の勉強のためにやってきた活動を評価してもらえて感謝している。これからは18歳以上が投票権を...
View Article