<社説>河川に有害物質 米軍も原因特定に協力を
環境汚染があった場合、即座に発生源を突き止めて汚染を止める必要がある。民間地域なら迅速に対応できるが、米軍基地ではそうもいかない。この状況は何としても改善しなければならない。 水道水の水源でもある比謝川(嘉手納町など)などから、国内では輸入や使用が原則禁止されている有機フッ素化合物「PFOS...
View Article<社説>県が国提訴へ 地方自治に基づく訴えだ
沖縄の民意を無視し続ける国への抵抗であり、地方自治の本旨に基づく当然の訴えだ。 辺野古新基地建設問題で、県は国を相手に新たな訴訟を起こす。県の審査申し出を国地方係争処理委員会が却下したことを不服とするものだ。これで県と国は三つの裁判で争うことになる。 翁長雄志知事の埋め立て承認取り消しを国土...
View Article花見客癒やす甘い香り 小梅見頃に 名護・源河
【名護】名護市源河の通称オーシッタイで小梅が一斉に咲きだし見頃を迎えている。 小梅はタイワンコウメ(台湾小梅)で、道路沿いに植えられ甘い香りを周辺に漂わせている。休日は花見客でにぎわっていた。 友人に誘われ花見に来たという小林美子さん(東京都在住)は「里帰り中だが、甘いすてきな香りは心が癒や...
View Article「女性自身が力を」 社会進出で指摘 住田さん講演
第84期新報女性サロン第1回講座(琉球新報社主催)が19日、那覇市泉崎のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューであり、430人が参加した。人気テレビ番組「行列のできる法律相談所」にも出演した弁護士でNPO法人長寿安心会代表の住田裕子さんが講演した。冗談を交えながら女性の社会進出や健康長寿...
View Articleディズニー誘致要請「政府 答える立場ない」 「全力で支援」から一転
【東京】政府は19日、佐喜真淳宜野湾市長のディズニーリゾート誘致構想をめぐり、菅義偉官房長官、島尻安伊子沖縄担当相が同リゾート運営会社オリエンタルランド役員と会談したことに関し「政治家個人の活動に関するものであり、政府としてお答えする立場にない」とする答弁書を閣議決定した。照屋寛徳衆院議員(社...
View Article辺野古ゲート前300人結集 「水曜行動」排除、車両の進入なし
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設をめぐり20日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では、新基地建設に反対する市民ら約300人が工事関係車両の進入を警戒して座り込みを続けている。機動隊による市民排除や工事関係車両の進入は午前10時現在行われ...
View Article希羽ちゃんが米国到着
重い心臓病で米国での心臓移植のため19日に出国した翁長希羽(のあ)ちゃん(1)が20日未明(日本時間)、米ニューヨークに到着し、コロンビア大学病院への入院手続きを終えた。 希羽ちゃんの父・司さんから連絡を受けた「のあちゃんを救う会」が明らかにした。同会は「ようやく移植手術に向け確実な一歩を踏み...
View Article恒常的に高水準計測 比謝川の化学物質 基地通過の支流
北谷浄水場や比謝川などで有機フッ素化合物(PFOS)が検出された問題で県企業局は19日、嘉手納基地内を通って比謝川に合流する大工廻川(基地排水)で、恒常的に同物質が高水準で計測されていたことを明らかにした。大工廻川では2014年3月から昨年11月までの平均値が1リットル当たり621・1ナノグラ...
View Article交通体系 住民視点で 鉄軌道シンポ 北部の将来像、共有必要
【北部】北部地域への鉄軌道導入による経済振興の可能性を考えるシンポジウム「沖縄本島縦貫鉄道と北部振興」(北部振興会主催)が19日、名桜大学多目的ホールで開かれた=写真。池田孝之琉大名誉教授の基調講演や首長、経営者らが参加した討論会があり、人口定着率が課題とされる北部で、鉄軌道を延伸することによ...
View ArticleRAC新機材導入 4月就航
琉球エアーコミューター(RAC、那覇市、伊礼恭社長)はことし4月から離島路線を就航する機材を新しくする。19日、新機材を報道陣に公開した。 新機材はボンバルディアDHC―8―400型機。座席数は50席で、奥行きを広くしたため足元に余裕のある座席仕様となった。利用者から貨物拡充への需要が高かった...
View Article「即刻中止求める」 比謝川・有害物質 県、米軍照会へ
北谷浄水場や比謝川などで、国内で原則使用が禁じられている化学物質の有機フッ素化合物(PFOS)が高い濃度で検出された問題で、県企業局は20日午前、市町村に対する説明会を県庁で開いた。平良敏昭企業局長は「21日に沖縄防衛局を通じて米軍に(PFOSの)使用実態を問い合わせる。使用が明らかになった場...
View Article西表島で田植え始まる ヒトメボレ、日本一早い収穫へ
【西表島=竹富】県内で最も稲作が盛んな八重山で超早場米の田植えが始まった。竹富町西表島では20日午前、稲作農家の西大舛高均さん(39)が日本一早い収穫に向けて田植え機でヒトメボレの苗を植え付けていった。水田10ヘクタールで田植えする予定で約40トンを見込む。西大舛さんは「豊作を期待し田植えした...
View Article執行停止国提訴 知事冒頭発言・一問一答要旨
国地方係争処理委決定を相手取り訴訟を起こすことを発表した翁長雄志知事と弁護士の記者会見の冒頭発言と一問一答の要旨は以下の通り。 冒頭発言 県が国地方係争処理委員会に審査申し出を行った件について、同委員会は12月28日付で当該申し出を却下する決定をした。これを受けて対応を検討してきたが、国土交通...
View Articleふるさと名物にリゾ婚 県内第1号 名護、恩納、読谷が応援宣言
名護市、恩納村、読谷村の1市2村は20日、読谷村のホテル日航アリビラ内の教会「チュチュリゾートウエディング ラソール ガーデン・アリビラ」で会見を開き、沖縄リゾートウエディングを「ふるさと名物」に掲げ、「ふるさと名物応援宣言」を発表した。1市2村の農産物や工芸品を使った引き出物開発や沖縄でしか...
View Article県保持者28人競演 琉舞名人芸、新年飾る
国立劇場おきなわの「新春琉舞名人選」が9、10の両日、浦添市の国立劇場おきなわで開催された。県指定無形文化財「沖縄伝統舞踊」保持者の踊り手28人が競演した。卓越した名人芸で新年の幕開けを飾った。 両日ともに山田多津子、島袋君子の「かぎやで風」で始まった。「花風」は9日の我那覇則子、10日の玉...
View Article真和志高アーツコースサンキュー展 39人で10周年祝う卒業記念
真和志高校クリエイティブアーツコースの第10回卒業記念展が20日、那覇市ぶんかテンブス館ギャラリー3階で始まった。24日まで。生徒39人が製作した絵画や陶芸、映像作品など78点を展示している。生徒実行委員長の友利真愛さん(18)は「先生をはじめとする周囲の人への感謝の気持ちを、自分なりの表現で...
View Article県がインフルエンザ注意報
県健康長寿課は20日、インフルエンザ注意報を発令した。11~17日の1週間の定点当たりの患者報告数が12・22人となり、発令基準を超えた。 年齢別の割合は5~9歳が22・6%で最も多く、1~4歳17・9%、30代11・3%、20代11・0%、10~14歳9・6%となっている。 保健所別では、...
View Article日テレ・ベレーザ 3月16日から南城市で合宿
【南城】日本女子サッカーリーグ「なでしこリーグ」の日テレ・ベレーザは、3月16日から20日まで南城市陸上競技場で合宿を行う。同21日午後1時から沖縄市の県総合運動公園陸上競技場である「ファミリーマート・ドリームマッチ」(日テレ・ベレーザ、県サッカー協会主催、琉球新報社共催)で、チャイニーズ・タ...
View ArticleMICE施設、4万平方メートル 展示場規模は国内5番目
翁長雄志知事は20日午後、与那原町と西原町にまたがる中城湾港マリンタウン地区に建設する大型MICE施設の展示スペースを約4万平方メートルに正式に決定し、県庁で発表した。施設は展示場3万平方メートル、多目的ホール約7500平方メートル、中小会議室20~30(約7500平方メートル)などで構成する...
View Article希羽ちゃん米国到着、入院手続き終える
重い心臓病で米国での心臓移植のため19日に出国した翁長希羽(のあ)ちゃん(1)が日本時間の20日、米ニューヨークに到着し、コロンビア大病院への入院手続きを終えた。 希羽ちゃんの父司さんから連絡を受けた「のあちゃんを救う会」が明らかにした。同会は「ようやく移植手術に向け確実な一歩を踏み出すこと...
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