読谷村長、トリイへの施設移転容認 方針転換表明へ
【読谷】読谷村(石嶺伝実村長)は16日に開かれる12月定例会本会議で、嘉手納より南の米軍施設の返還・統合計画に関連し、トリイ通信施設への施設移転を容認し、米軍基地再編交付金を受け取る方針を表明する。石嶺村長が一般質問への答弁で、方針転換の理由などを説明する予定だ。 返還・統合計画では牧港補給地...
View Article石垣でPM2.5上昇 きょう県内「非常に多い」
県大気汚染常時監視テレメータシステムによると、石垣市の微小粒子状物質PM2・5の濃度が15日午後8時と同10時に、環境省が健康を保つのに望ましいとする水準(環境基準)の上限の1立方メートル当たり35マイクログラムに達した。中国の汚染された大気が近づいたものとみられる。本島、宮古地方も夕方以降、...
View Articleコウノトリ、幸せ運んできた? 今帰仁で確認
【今帰仁】国の特別天然記念物コウノトリ1羽が14日、今帰仁村で確認された。確認した国指定屋我地鳥獣保護区管理員の渡久地豊さん(53)=名護市=によると、2004年に伊江島に飛来した記録はあるが、沖縄本島で確認されるのはまれ。 体長1メートル余で、民家近くの草地で羽を休めながら、餌をついばむ様子...
View Article新基地阻止、ハワイ県系人と協力へ 退役米軍人らがシンポ
退役米軍人らでつくる平和団体「ベテランズ・フォー・ピース(VFP=平和を求める元軍人の会)」を招いたシンポジウムが15日夜、那覇市の県男女共同参画センターてぃるるであった。反戦・平和運動に取り組む元米軍人と沖縄の人々がそれぞれの活動を報告し、意見を交わした。米軍普天間基地の移設計画が進む名護市...
View Article島尻沖縄相、予算への影響示唆 知事と政府の対立
【東京】島尻安伊子沖縄担当相は15日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設計画で、政府と対立している翁長雄志知事の姿勢が来年度の沖縄関係予算の確保に影響するか問われ「予算確保に全く影響がないというものではない」と、知事の政治姿勢が予算に影響する可能性を示唆した。 ...
View Articleフルーツシークヮーサー 北部農家が旬入り宣言
JAおきなわ北部地区シークヮーサー生産部会は15日午前6時、浦添市伊奈武瀬の沖縄協同青果で「県産フルーツシークヮーサー旬入り宣言セレモニー」を開催した。生産農家など関係者が出来栄えをアピールした。その後に競りが行われ、1キロ当たり約150~250円前後で取引された。 フルーツ(生食用)シーク...
View Article日馬富士の優勝 300人祝う 那覇
11月の大相撲九州場所で2年ぶり7度目の優勝を果たした横綱日馬富士(伊勢ケ浜部屋)の祝賀パーティーと、同部屋との交流会が15日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれた。関係者や県内のファン約300人が駆けつけ、力士たちとの交流を楽しんだ。 日馬富士は2場所連続休場明けの九州場所で満身創痍(...
View Article地元食材で「羽地御膳」 民泊メニュー、推進協考案
【名護】名護市羽地のブランドづくりを目的に、羽地民泊推進協議会が「羽地御膳」を考案し、6日に名護市営市場食文化人材育成施設で試食会を開いた。同会のメンバーと一般の参加者を含めて24人が参加し、羽地産の食材で並んだメニューを楽しんだ。 同会は大人民泊などで提供するために、羽地産の食材を盛り込ん...
View Article<金口木舌>心の飢餓
野坂昭如さんの訃報を聞き「飢餓」の2文字が浮かんだ。空襲後の焼け跡で飢え、妹を栄養失調で亡くしている。「焼け跡闇市派」を名乗り、飢餓体験を通じて戦後日本を見詰めた ▼行動する作家は政治にも挑んだ。ここにも飢餓が根っこにあった。農村の衰退による食料不足がもたらす飢えと空虚な繁栄の中で進む心の飢えを...
View Article<社説>違法薬物摘発最多 治療体制整備し再犯防止を
健全であるべき社会が違法薬物によって危機に直面している。私たちはそのことを深く認識する必要がある。 県内の違法薬物摘発人数はことし11月末時点で、過去の年間統計を上回る146人となった。残り1カ月の時点で既に、これまで最多だった2014年の125人を21人も上回っている。 県警暴力団対策室が...
View Article<社説>オール沖縄会議 新基地反対運動の弾みに
新基地建設阻止に向けた取り組みが、より重層的に広がっていく起爆剤となるのではないか。 米軍普天間飛行場の代替となる辺野古の新基地建設問題で、政党や市民団体、経済界有志など幅広い団体を網羅する新組織「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」が発足した。 14日に開かれた結成大会には主催者発表で...
View Article辺野古反対決議 審議へ ホノルル市議会、計画検証求める
米ハワイ州の州都ホノルル市の市議会が、1月12日の公聴会で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対する決議案を審議することが15日、分かった。決議されれば、ことし9月、米カリフォルニア州のバークレー市議会が新基地建設に反対し、沖縄と連帯するとした決議に続き、米国では2例目と...
View Article県と国、係争委に回答 辺野古埋め立て
【東京】辺野古埋め立て承認取り消しの効力を停止した石井啓一国土交通相の決定について、適否を審査する第三者機関の国地方係争処理委員会からの2度目の質問書に対し、県は15日、回答文書を郵送した。 回答期限の16日に届くとみられる。国交省も15日に提出した。 国地方係争処理委員会は、審査対象となるか...
View Articleオスプレイ着艦失敗 最も重大「クラスA」 米が事故規模分類
【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】米海軍安全センターは14日までに、米海兵隊のMV22オスプレイが米カリフォルニア州のキャンプ・ペンドルトン沖で輸送揚陸艦への着艦に失敗した事故について、事故の規模を最も重大な「クラスA」に分類した。 ただ、被害額についてはまだ公表されていない。 同センターは事...
View Article浦添西海岸でPCB キンザー横、基準以下
【浦添】浦添市の宇根弘西海岸開発局長は15日の市議会一般質問で、西海岸の埋め立て事業に伴う2005年7月の環境影響評価の調査で、米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)に隣接する沿岸でポリ塩化ビフェニール(PCB)が水質調査では不検出だったが、底質は基準値以下の数値だったと答えた。当山勝利市議(...
View Article辺野古 早朝400人が座り込み抗議
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設計画で16日、反対する市民ら400人以上が米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込み、抗議の声を上げた。議員総行動で多くの県議や市町村議らも参加した。工事車両少なくとも1台が基地内に入り、車両の進入をめぐり複数回県警や警視庁...
View Article深刻ないじめすぐに調査を 県防止対策審議会が発足
いじめ防止に関する調査・研究や、県立学校でいじめに関する重大事態が起こった際に調査する県いじめ防止対策審議会が16日午前、県庁で開かれた。委員への委嘱状の交付や県内のいじめに関する意見交換が行われた。審議会委員には大学教授や弁護士、警察OBなどが6人が就任した。沖縄国際大学の上田幸彦教授が会長...
View Article客室乗務、全員正社員に JTA、来年4月から
日本トランスオーシャン航空(JTA、那覇市、丸川潔社長)は15日、2016年4月1日付で現在在籍している契約制客室乗務員46人(12月1日現在)を全て正社員として雇用すると発表した。来年4月以降入社する客室乗務員も全て正社員として採用する。 同社は「人財育成を有効的に継続するための環境づくりや...
View Article酒税や新商品議論 泡盛検討委、非公開で会合
泡盛製造業等振興策検討委員会(委員長・下地芳郎琉球大教授)の第3回会合が15日、那覇市内で開かれた。出席した委員によると、2017年5月に期限切れとなる酒税軽減措置の延長や若者向け泡盛の新商品開発などを議論した。 1、2回目は公開したが、今回は冒頭を除き非公開で行われた。事務局によると、泡盛メ...
View Article抗告訴訟提訴、議決案を可決 県議会米軍基地特別委
県議会米軍基地関係特別委員会(新垣清涼委員長)は16日、翁長雄志知事による名護市辺野古の埋め立て承認取り消しに対して国土交通相が行った執行停止の無効化を求める抗告訴訟の議決案を賛成多数で可決した。県の町田優知事公室長は委員会質疑で「議決いただければただちに弁護士と契約し、訴状や証拠が準備でき次...
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