【東京・名護】菅義偉官房長官が6日の記者会見で、米軍普天間飛行場移設先周辺の辺野古、豊原、久志区(久辺3区)に直接支出する新たな交付金が反対運動への「対応」であるとの見方を示した。一方、久辺3区の区長らは、交付金について「反対運動への対応とする説明はなかった」と話し、辺野古移設による米軍機騒音...
反対運動への「対応」 久辺3区交付金 菅氏「地元生活のため」
炎舞う道 願い、歩む 普天満山神宮寺の火渡り行
火の粉が舞い上がる中、左右の炎に惑わされることなく真っすぐ歩く。渡り終えた人々の表情はどこか晴れやかだ。真言宗の祈りの儀式「火渡り行」体験が10月12日、宜野湾市の普天満山神宮寺の第7回「ふてんままつり」で行われた。地域住民や信者が真剣な表情で、密教の儀式に触れた。 ■お寺を身近に 普天満山神...
「米軍駐留に疑義」 米紙、沖縄の緊張報道
【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】米紙クリスチャン・サイエンス・モニターは6日付の電子版で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設をめぐり、地元住民と日本政府が対決し、緊張が高まっていると報じた。約20年間、沖縄に駐留する米軍のプレゼンス(存在)が疑われていると指摘した。 同...
キリ学大、ベスト学P賞 沖縄ファミマ実践職業体験
沖縄ファミリーマート(那覇市、大城健一社長)は6日、県内大学生を対象にした実践型職業体験(インターンシップ)「学P沖縄リーグ2015」の閉講式を浦添市の社会福祉センターで開いた。参加7団体が開発、監修した商品の販促活動や実績を紹介。大城社長から各大学の取り組みに応じた賞が授与された。 最も売...
きょうにも掘削再開 大浦湾沖に台船が移動
【辺野古問題取材班】沖縄防衛局は9日、米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設に向けた海底掘削(ボーリング)調査に使うスパット台船2基を、大浦湾近くの海上まで移動させた。10日早朝にも大浦湾入りし掘削調査を再開させるとみられる。掘削調査は6月末に中断していた。 台船は9日朝に沖縄本島西側の羽地...
人材育成企業に5社認定 知事「地域、社会貢献に期待」
県は10日、人材育成に積極的に取り組んだ「人材育成企業」として新たに5社を認証し、翁長雄志知事が県庁で認証書を授与した。2013年11月の制度創設以降、認証企業は計17社となった。 授与式で翁長知事は「地域への貢献を含め、社会的な意味で大きな存在となることを期待している」とあいさつ。認証企業を...
大浦湾に作業船設置 ボーリング4カ月ぶり再開へ
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設計画で、沖縄防衛局は9日夜から10日未明にかけ、海底ボーリング調査の作業船となる大型クレーン船2隻を大浦湾へ投入した。海底ボーリング調査は6月末以降実施されておらず、作業船投入は4カ月ぶりとなる。キャンプ・シュワブ沿岸にあ...
国の是正指示文書届く 期限13日、知事は拒否の方針
米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設計画で10日午前、辺野古埋め立て承認取り消し処分の是正を指示する石井啓一国土交通相の文書が県に届いた。文書到着翌日から3日以内に指示に従うよう求めており、期限は13日となる。翁長雄志知事は指示に従わない方針を示している。 是正指示は、翁長知事...
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グリーンピース 名護湾に入る ボーリング再開に「環境破壊」
【名護】国際環境保護団体グリーンピースのキャンペーン船「虹の戦士号」が10日午前、停泊中の那覇新港を出発し同9時45分ごろ名護湾に到着した。 稲嶺進名護市長も21世紀の森公園ビーチから名護漁港沖への停泊を確認した。到着について市長は「グリーンピースは世界にネットワークを持ち、活動への反響も大き...
海銀9月中間、経常益3・4%増 27日に新本店完成
沖縄海邦銀行(上地英由頭取)は10日、2015年9月中間連結決算(連結子会社2社)を発表した。売上高に当たる経常収益は1・1%増の65億2千万円、経常利益は3・4%増の15億円だった。好調な県内景気を背景に住宅ローンや事業性貸出金が伸びた。純利益(親会社に帰属)は12・2%減の10億4100万...
新型インフル対策万全に 県が緊急措置も確認
県は10日、部局長級でつくる新型インフルエンザ等対策本部会議(本部長・翁長雄志知事)を開き、県内でこの日に新型インフルエンザの患者2人が確認されたとの想定で訓練をした。迅速な初動態勢を確認することが目的。翁長知事名の基本対処方針も作成した。 方針は新型インフルエンザの疑いのある患者が確認された日...
飲酒運転根絶をPR 石川署、落ち武者娘も参加
【うるま】飲酒運転事故率・全国ワーストの記録を断ち切ろうと、石川地区交通安全協会と石川警察署は10月31日、署近くの国道329号で「飲酒運転根絶ハロウィーン作戦」を実施した。 「ハッピーハロウィーン」と書かれた横断幕を掲げ、トリック・オア・トリートになぞらえ「飲酒運転しますか? それとも安全...
新キャンパス開放 与那原、沖女短大が学内紹介
【与那原】10月1日に与那原町東浜に移転、開学した沖縄女子短期大学(鎌田佐多子学長)は10月31日、新学内を一般に開放して初のオープンキャンパス2015年を実施した。 中北南部から高校生や父母らが訪れ、沖女短大の概要説明を受けた後、各教室を回って模擬授業を見学。会議室ではサークル紹介が行われ...
羽地内海、キスの季節
7日午後、田島司さんは息子の快飛君と2人で、羽時内海へボートのキス釣りに出掛けた。屋我地ビーチでボートを借り、キスが安定して釣れている屋我前の浅場で竿(さお)を出した。 最初の1時間はなかなか釣れず、時々ヒットするのはアシチンやユダヤーガーラなどの外道ばかり。しばらくして潮が動き始めると、快飛...
繁栄願い芸能次々 竹富島で種子取祭始まる
【竹富島=竹富】国の重要無形民俗文化財で600年以上の歴史がある竹富島最大の祭り、種子取祭(タナドゥイ)の奉納芸能が10日、同島の世持御嶽(ユームチオン)で始まった。島民らが踊りや狂言などの芸能をささげ、島の繁栄を祈願した。11日までの2日間、庭の芸能と舞台芸能約80演目が奉納される。 この日...
きょうにも海底掘削再開 防衛局、大浦湾に再び作業船
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に伴う新基地建設で、沖縄防衛局は10日、大浦湾に海底掘削作業に使用する大型クレーン船2隻を再投入した。同日、掘削(ボーリング)調査の作業は確認されなかったが11日にも再開される見通し。再開されれば6月以来、4カ月ぶり。 掘削調査の作業再...
子どもの貧困対策を明記 県が初の教育大綱
県は10日、県庁で第2回県総合教育会議(議長・翁長雄志知事)を開き、子どもの貧困対策を盛り込んだ県教育大綱をまとめた。「教育の機会均等を図るための子どもの貧困対策の推進」として、学校を子どもの貧困対策のプラットホームに位置付けることや、貧困状態にある子どもの保護者を支援することなどを大綱に明記...
「爆買い」付け込み商品市価の5倍 中南部の複数免税店
外国人観光客が急増する中、市販価格の数倍の値段で商品を販売する免税店が県内に複数存在することが10日までに分かった。沖縄側の受け入れ旅行会社やガイドが、観光客を「総合免税店」と称する店に案内し、店側が中国人客らの「爆買い」に付け込んで薬や化粧品などを購入させているという。店舗関係者によると、一...
首相「代執行は適切」 知事の辺野古承認取り消し批判
安倍晋三首相は10日の衆院予算委員会で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設をめぐり、政府が執行停止や代執行に着手したことに関し「適切な手段だ」と述べた。一連の手続きで執行停止と代執行を併用する手法の正当性を政権トップ自ら主張した。だが、国が「私人」と「行政機関」の二つの立場...