子のシェルター来月開所 寄付、協力呼び掛け
虐待や貧困などで安心して暮らせない子どもの緊急避難先「子どもシェルター」の開所を準備している「子どもシェルターおきなわ」の理事長、横江崇弁護士は1日、県庁で会見し、4月中をめどに開所することを報告した。すでに物件を確保し、スタッフやボランティアの体制づくりを急いでいるという。3月中旬にNPO法...
View Article辺野古、スパット台船1基増える 市民ら海上で警戒強める
米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に伴う新基地建設で2日、大浦湾では大型クレーン船がスパット台船1基を組み立てる様子が確認された。掘削機を搭載した大型クレーン船は海底掘削調査の最終地点で作業をしており、海上で抗議を続ける市民らは、スパット台船の追加に警戒感を強めている。 米軍キャンプ・シュ...
View Article「辺野古移設は断固阻止」 稲嶺名護市長が施政方針
【名護】稲嶺進名護市長は2日に開会した市議会3月定例会で、2016年度施政方針を表明した。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設について「いかなることがあろうとも辺野古新基地建設阻止に断固として取り組んでいく」と述べ、移設反対の姿勢を貫く考えをあらためて示した。 稲嶺市長は冒頭で、安全保障関連...
View Articleプロゴルフで力試し ダイキン女子 エナジックからアマ4人
【名護】南城市で3日から始まる女子プロゴルフトーナメントの開幕戦、第29回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントに県内から出場するアマチュア5人枠のうち、4人がエナジックゴルフアカデミー(名護市瀬嵩区、嘉数森勇校長)から選出された。その激励会が2月21日、エナジック体育館(瀬嵩区)で開か...
View Article「地位協定抜本見直しを」 北谷町議会が意見書
【北谷】北谷町議会(田場健儀議長)は2日午前、日米地位協定の抜本的見直しを求める意見書を全会一致で可決した。 意見書は「全国の米軍専用施設の約74%を占める沖縄県では米軍基地から派生する事件・事故や騒音、環境問題、米軍人・軍属による犯罪が戦後70年たった今も絶えない」と述べ、地位協定を抜本的に...
View Article7月のLGBTイベント、那覇市に共催依頼 ピンクドット沖縄
LGBTが生きやすい社会の実現を目指すイベント「ピンクドット沖縄」の共同代表を務める砂川秀樹さんらは2日、那覇市役所に城間幹子市長を訪ね、7月17日に市牧志のテンブス館前広場で開催される同イベントの共催を依頼した。城間市長は「共催させていただき、市の人権に関する考え方を市民や県民に示していきた...
View Article国際映画祭まで50日 イオンライカムで残暦板除幕式
【北中城】4月21日から那覇市の波の上うみそら公園などで開催される「第8回沖縄国際映画祭」まで50日となった2日、カウントダウンボード除幕式が北中城村のイオンモール沖縄ライカムであった。県出身の芸人コンビ・スリムクラブや新垣邦男北中城村長も駆け付け、映画祭をアピールした。 新垣村長は「4日間い...
View Article県内大学、就活支援急ぐ 面接解禁前倒しで早期に対策講座
来春卒業予定の大学3年生向けの会社説明会が1日解禁され、学生の就職活動が本格化した。面接などの選考活動解禁が2カ月早まり6月1日となり、説明会から面接解禁までの期間が3カ月間に短縮されたことを受け、県内の各大学は「就活に遅れが出ないよう学生に促している」「早期の情報収集を呼び掛けている」などと...
View Article日本、水域拡大求める 台湾は尖閣周辺要求 日台漁業協定
【台北=上江洲真梨子】日台漁業取り決め(協定)に伴う、2016年の操業ルールを策定する日台漁業委員会が2日午後、台北市内で始まった。2月に県内で開かれた事前会合で、台湾側から好漁場とされる尖閣諸島周辺も適用水域と認めるよう意見が出ていたという。日本側はこれに反対している。委員会は4日までの約2...
View Article県営住宅に子育て世帯優遇枠 県、貧困解消へ新制度
県は県内の子どもの貧困解消に向け、県営住宅の入居優遇枠に「子育て世帯」を新設する方針だ。「子育て世帯に対する優遇の要請があり、可能な限り早く、どういう世帯を対象とするかなどを決めたい」(佐久川尚住宅課長)としている。これまで母子・父子世帯や多子世帯に対する入居優遇はあったが、それらに該当しない...
View Article豊見城・小4自殺、第三者委が全員辞任 市、調査方針を転換
【豊見城】豊見城市内の小学校4年男児が昨年10月に自殺した問題で、有識者らの第三者委員会を設置している同市教育委員会が、自殺につながるいじめの有無を調査するとしていた従来の方針から、いじめに限定せず自殺の要因を広く調査するとの方針に転換したことが2日分かった。 市教委は2月2日の第三者委第5回...
View Article早大沖縄研究所、今月末に閉所へ 所長定年で後継不在
【東京】早稲田大(東京都新宿区)で沖縄学の研究者育成などの役割を担ってきた「琉球・沖縄研究所」が本年度末の31日で閉所となることが2日、分かった。所長の勝方=稲福恵子教授によると、同氏が2017年度末で定年となることや、所長を引き受ける教員の不在が閉所の理由としている。 研究所は法政大沖縄文化...
View Article<金口木舌>女性の政治参加
米大統領選の民主党候補者指名争いでヒラリー・クリントン氏が抜け出てきた。長い選挙戦を勝ち抜き、女性の社会進出を阻む「ガラスの天井」を打ち破れるだろうか ▼世界では女性リーダーの活躍が目立つ。メルケル独首相は欧州の顔として指導力を発揮する。アジアでは韓国の朴槿恵大統領に続き台湾の蔡英文総統が誕生し...
View Article<社説>集団自衛権全面容認 選挙で国民に信を問え
安全保障関連法、自民党改憲草案の狙いが明確に見えてきた。 1日の衆院予算委員会で安倍晋三首相は「日本国民の命を守り抜いていくために必要な国際法上持っている権利は行使できるとの考え方の下に、自民党草案を示している」と述べた。 憲法を改正し、集団的自衛権行使を全面的に認める必要性に言及したものだ...
View Article<社説>認知症事故 社会全体で向き合いたい
在宅の認知症男性が徘徊(はいかい)中、列車にはねられ死亡した事故をめぐり、家族が鉄道会社に賠償すべきかどうか争われた訴訟で、最高裁は妻に賠償を命じた二審判決を破棄し、免責を認める判決を下した。 自らも要介護の妻が、わずか10分うたた寝した隙に起きた事故だ。わずかなまどろみさえ許されないのなら理...
View Article県、早急な工事停止目的 辺野古抗告訴訟、あす第1回弁論
翁長雄志知事による普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の埋め立て承認取り消しに対する国土交通相の執行停止決定を取り消すよう求めて県が提訴した抗告訴訟の第1回口頭弁論が4日、那覇地裁で開かれる。県による抗告訴訟提起は辺野古で進む埋め立て工事を早急に停止することが最大の目的だ。 国交相の執行停止決定...
View Article透明な海でアーサ採り 浦添・港川小4年生、豊かさ実感
【浦添】浦添市の港川小学校4年生の約140人は、総合学習の一環で2月26日、市港川の海岸カーミージーでアーサ採りを行った。港川自治会の役員らが協力し、アーサ採り終了後にアーサ汁が子どもたちに振る舞われた。 カーミージーはアーサのシーズンを迎えている。子どもたちは「水が冷たーい」などと歓声を上...
View Articleクジラ32頭 悠々潮吹き 座間味で最盛期迎える
座間味島近海のホエールウオッチングが最盛期を迎えている。2日は32頭のザトウクジラが確認され、水面から顔を出したりブロウ(潮吹き)したりし、観光客らを喜ばせた。 例年に比べ親子連れのザトウクジラが多く確認されている。北海道から初めて訪れた倉島浩之さんは「ザトウクジラは北海道でも見られるが、親...
View Articleハワイとの絆、後世に 「海から豚」記念碑完成
【うるま】沖縄戦の終結直後、食糧難に遭った沖縄を救おうとハワイの県系人が豚550頭を贈った史実を後世に伝えるため、うるま市民芸術劇場の敷地内に記念碑が完成した。県民や企業などから約780万円の寄付が集まり、建立された。「海から豚がやってきた」記念碑建立実行委員会の新垣秀彦委員長(県知事公室秘書...
View Article色鮮やかラン178点出品 きょうフエス開幕
3日~6日まで浦添市城間のメイクマン浦添本店で開催される第34回新報蘭フェスティバル(主催・琉球新報社、特別協賛・沖縄銀行、特別協力・メイクマン)の審査会が2日、同店で行われ、金賞など入賞作品15点が決定した。同フェスティバルには、カトレアやデンドロビウムなどさまざまな種類のラン178点が出品...
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