辺野古承認「取り消し正当性立証」 知事が県政方針
県議会2月定例会が16日午前開会し、翁長雄志知事が県政運営方針を発表した。辺野古埋め立て承認の取り消しについて「承認に取り消し得べき瑕疵(かし)があるものと認められたため取り消しており、今後も訴訟の場などにおいて県の考えが正当であることを主張、立証していく」と強調した。 2016年度は沖縄21...
View Article那覇特別支援学校、古波蔵の旧赤十字病院跡に建設へ
県は16日までに那覇市古波蔵の旧沖縄赤十字病院跡地に知的障がいのある児童生徒らを対象とした県立特別支援学校を新設する方針を固めた。那覇市内には知的障がいのある児童生徒らを対象にした特別支援学校がなく、1時間以上かけて市外の学校に通学している児童生徒が多くいる。保護者らは10年近く那覇市内への特...
View Articleマイナス金利開始 県内金融機関、預金金利下げ
日銀のマイナス金利政策が16日、始まった。県内の主要金融機関は預金金利の引き下げに踏み切った。県内で最大級の預金残高がある琉球銀行と沖縄銀行は定期預金の一部で金利を引き下げた。県農業協同組合(JAおきなわ)も15日から一部の定期預金金利を引き下げた。 県内の金融機関で16日現在、預金金利の引き...
View Article<金口木舌>「ゲス」と言う前に
響きの悪い「ゲス」という言葉をスポーツ紙やネットで見掛ける。出元の芸能界から政界へと飛び火した。ことし前半を代表する流行語になるかもしれない ▼育休取得を宣言し、注目を集めた自民党国会議員の不倫問題は世の怒りを買った。「イクメン」を標榜(ひょうぼう)した揚げ句に議員を辞職し、安倍首相は国会で陳謝...
View Article<社説>スマホ沖縄ルール 家庭の関与で悪影響防ごう
パソコン機能を持つスマートフォンなどによるトラブルに児童生徒が巻き込まれたり、片時も手放せない依存状態に陥ったりするケースが全国的に増えている。 長時間使用による健康面への悪影響も懸念されている。 こうした中で県内の実情と課題を踏まえ、安全で適切な使い方のルールを探るシンポジウム(琉球新報社...
View Article<社説>県政運営方針 新基地阻止へ次の一手を
翁長雄志知事が2016年度の県政運営方針を発表した。15年度に引き続き、「辺野古に新基地は造らせない」ことを県政運営の柱に据えた。併せて「県民の過重な基地負担の軽減を実現するべく、公約の実現に向けた具体的な取り組みを着実に実施する」と表明した。 不退転の決意は十分感じられたものの、物足りなさ...
View Articleカンガルーに赤ちゃん誕生 袋から顔出す こどもの国
【沖縄】沖縄こどもの国(沖縄市)のオオカンガルーの「みゆき」が4番目の子となる赤ちゃんを産み、育児嚢(のう)から頻繁に顔を出し始めている。1月31日に同園の飼育員らが育児嚢から顔を出したため誕生を確認した。正確には、さかのぼって半年前に1円玉ほどの大きさで生まれたとみられ、その後育児嚢の中には...
View Article本社に文科省特別賞 サイエンスクラブ、子の研究支援
文部科学省は16日、企業の地域貢献活動をたたえる「青少年の体験活動推進企業表彰」で、琉球新報社の主催事業「新報サイエンスクラブ」(一般財団法人沖縄美ら島財団共催)を審査委員会特別賞(中小企業部門)に選んだ。県内企業の受賞は初めて。 新報サイエンスクラブは2011年度から始めた「科学の芽」を育...
View Article旧久茂地小に尋常小跡か 礎石発見、発掘調査へ
2014年に閉校となった那覇市久茂地の旧久茂地小学校グラウンドで、戦前の久茂地尋常小学校の遺構とみられる建物の基礎「礎石(そせき)」と石列が見つかっていたことが16日までに分かった。市文化財課が15年3月に実施した試掘で見つかったもので、埋蔵文化財として16年度当初予算に同所の発掘調査費を計上...
View Article県水泳界に期待の星 NB沖縄の3選手 記録連発、五輪見据え闘志
【南風原】複合型運動施設のNB沖縄(南風原町、照屋昇社長)に通う競泳3選手が県学童記録や県記録を更新し、めきめきと力を伸ばしている。下里真之介君(12)=沖縄市、比屋根小6年、大見碧士(あおと)君(12)=南風原町、津嘉山小6年、川上雄介さん(16)=沖縄市、コザ高1年=の3選手。2020年の...
View Articleアカジン陸上養殖、石垣市が成功 研究所外では県内初
【石垣】石垣市は16日までに、県三大高級魚で知られるアカジン(スジアラ)の陸上養殖に研究所以外で県内で初めて成功した。水槽で稚魚から育成し約2年かけて出荷サイズの500グラム以上に成長させた。市は新たな養殖場の整備などを視野にスジアラ養殖事業の展開を構想している。 スジアラはハタ科、スジアラ属...
View Article騒音、県外では継続測定 米軍の演習場周辺防音
米軍の実弾砲撃演習の移転先を含む県外の演習場が対象の国の住宅防音事業補助制度で、県外の一部の演習場では補助対象区域の設定後も防衛省による騒音調査が行われていることが15日、分かった。県内の演習場は補助制度の適用外で、国による騒音調査が行われたことはない。防衛省は2014年度までに県外の10演習...
View Article「訪日客で増収」4割 沖縄公庫が企業調査
沖縄振興開発金融公庫は16日、インバウンド(訪日外国人客)による県内企業への影響について調査結果を発表した。回答した企業の約4割が訪日外国人客の増加による売り上げへのプラス影響があると回答した。特に飲食・宿泊業にプラス効果がみられた。今後訪日外国人客の受け入れについて約4割は前向きに受け入れた...
View Article市民や議員300人抗議 機動隊が一時30人囲い込み 辺野古ゲート前
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設計画をめぐり、議員や「島ぐるみ会議」メンバーらが多数参加する「水曜大行動」に当たった17日午前、建設に反対する約300人が名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前に座り込み抗議した。機動隊が市民を囲い込み、一時混乱する場面もあった...
View Article新資料200点を展示 1912年の組踊脚本も 県立図書館
県立図書館の新収蔵資料展が17日、那覇市寄宮の同館で始まった。2015年度に収集、整理した琉球・沖縄関係資料200点を展示している。 1912年に出版された「組踊集 琉球脚本」や、戦前に出版された「沖縄県立糖業試験場 第1回得業記念」などの資料、戦後子ども向けに創刊された「うるま新報こども版」...
View Articleネット更新に課題 市町村の観光情報発信
琉球大学観光産業科学部は16日、県内市町村と観光協会を対象に調査したインターネットを活用した観光情報の発信状況を発表した。対象の多くはインターネットを使った情報発信に取り組んでいるが、専門知識を有する職員が不足しており、更新作業も不定期となっていることが分かった。多言語対応について必要性を感じ...
View Article企業のバス利用促進へ 「バス党」18社認定、計27社に
県交通政策課は県庁で17日、公共交通利用促進キャンペーン「わった~バス党」の取り組みで、従業員のバス利用促進を図った企業にさまざまな優遇措置を施す「法人党員」制度の2次認定で企業18社を認定した。1次認定と合わせ法人党員は計27社となった。 お笑いコンビゆうりきやーふんするバス党のあさとゆうこ...
View Article那覇特別支援学校、21年度開校目指す 知事、古波蔵に建設発表
翁長雄志知事は17日午後3時半すぎ、県庁で記者会見を開き、那覇市古波蔵の沖縄赤十字病院跡地と隣接する農水省動物検疫所に、知的障がいのある児童生徒らを対象とした県立特別支援学校を2021年度の開校を目標に設置する方針を明らかにした。敷地面積は計1万7866平方メートル。対象の障がい種は知的障がい...
View Articleモズク縁に交流20年 伊平屋と鳥取・境港 児童、スキー満喫
【伊平屋】伊平屋村産のモズクが縁で1996年から続く、同村と鳥取県境港市の2市村児童の教育交流事業が1月28日~2月1日に開催された。冬場のウインタースクールとしての実施で、今回で20回目。伊平屋小学校(黛智久校長)5年生19人が同市や岡山市などを訪れ、4泊5日の日程でスキー体験や歓迎会を通し...
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