沖縄発の焼却炉、バリへ JICA支援事業 トマス技研が開発
国際協力機構(JICA)はこのほど、国内中小企業の製品・技術を途上国の課題解決に活用する2015年度中小企業海外展開支援普及・実証事業に、トマス技術研究所(うるま市)が開発した小型焼却炉「チリメーサー」を採択した。インドネシア・バリ島の中央総合病院に導入し、医療廃棄物の適正管理方法の検証を進め...
View Article日本語指導、地域と連携 教師目指す沖国大生参加
【宜野湾】宜野湾市国際交流協会(高里健作会長)が主催する初級日本語講座が9日、修了式を迎えた。同講座には沖縄国際大学で日本語教師を目指す学生がボランティアで参加し、外国人への日本語指導に当たった。地域の大学と初めて連携した対応で、市関係者らは今後も連携を強化し、国際交流と学生の人材育成を両立さ...
View Article海上作業確認されず 名護市辺野古沖
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で14日午前、辺野古沖では、目立った海上作業は確認されていない。キャンプ・シュワブゲート前には午前7時ごろに機動隊員を乗せたとみられる車両が基地内に入ったが、市民による座り込みは行われていない。工事資材の搬入なども確認さ...
View Article独居老人宅にお節料理 恩納村商工会 女性部が調理・宅配
【恩納】恩納村商工会女性部(當山美津部長、24人)が旧正月前日の7日、恩納村婦人の家でお節料理作りをした。夕方には村内の満80歳以上で1人暮らし世帯のお年寄り138人にお重を宅配した。 買い出しから調理、盛り付けまで3日ほどかけ、女性部全員で携わるこの事業はことしで24回目。食材の大半はおん...
View Article学校賞7校など表彰 全沖縄児童生徒書き初め展
第54回全沖縄児童生徒書き初め展(主催・琉球新報社、県書写書道教育研究会、特別協賛・沖縄セルラー)表彰式が14日、那覇市立開南小学校で開かれた。離島を含め各地から約700人が参加し、県書写書道教育研究会の上江田敏博会長らが児童生徒に表彰状や記念品を贈呈した。 上江田会長は「書は集中力や想像力...
View Articleスマホのルール作りを 沖縄市でシンポジウム
「スマホおきなわルールシンポジウム―家族で決めよう適切な使い方―」(琉球新報主催)が14日午後1時半から、沖縄市の県立総合教育センターで開かれている。 県警察本部少年サポートセンターの屋良淳課長補佐、海邦病院小児科の冨名腰義裕部長、愛媛県刈谷市立雁が音学校の加藤裕介校長、オフィスシマブクロの島...
View Article辺野古、市民約50人が抗議 作業船が汚濁防止膜を回収
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設計画で15日午前、移設に反対する市民約50人が名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前に座り込み、抗議の声を上げた。午前7時ごろダンプカー7台、ローラー車を載せたトレーラー、トラックが基地内に入った。海上では、作業船4隻が汚濁防止...
View Article巨人が沖縄入り あすから那覇キャンプ
プロ野球・巨人1軍の選手らが15日、1次キャンプ地の宮崎から沖縄入りした。高橋由伸新監督や県出身の宮国椋丞投手らが那覇空港に姿を現すと、待ち構えた多くのファンが拍手や歓声で出迎えた。 那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で16日から25日まで2次キャンプを行う。20日はDeNA、21日は広島との...
View Article係争委決定取り消し訴訟 高裁那覇支部、29日結審案を提案
米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の埋め立てをめぐり、国地方係争処理委員会(係争委)による県の申し出の却下決定の取り消しを求めて、県が国を相手に提起した訴訟の第1回口頭弁論が、15日午後、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)であった。県は国土交通相による執行停止を違法と主張。国は、訴えを不...
View Article代執行訴訟第4回弁論始まる 翁長知事、尋問で出廷
翁長雄志知事が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に関する埋め立て承認を取り消したことに関し、国土交通相が翁長知事を訴えた代執行訴訟の第4回口頭弁論が15日午後2時、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)で始まった。翁長知事が本人尋問のため出廷している。沖縄の過重な基地負担の歴史・現状などを訴えな...
View Articleクロツラヘラサギ集団飛来 複数は異例 宮古島与那覇湾
【宮古島】ラムサール条約に登録されている宮古島市の与那覇湾に、環境省のレッドデータリストで絶滅危惧1B類に登録されているクロツラヘラサギが飛来し、愛鳥家たちの目を楽しませている。 15日に確認されたのは市下地の製糖工場近くの海岸。寒風を避けるように樹木の影で休んだり、互いに羽繕いしたりしていた...
View Articleひとり親に家賃補助 宜野湾市、4月から5世帯
宜野湾市は2016年度から、自立を目指すひとり親世帯にアパートの家賃を補助し、子育てや就労支援をする「ひとり親家庭生活支援事業」を始める。「母子生活支援施設」が整備されるまでの先行事業で、初年度は児童扶養手当受給者ら5世帯を支援する。母子生活支援施設は19年度からの運用を目指す。一括交付金を活...
View Articleスマホのルール議論 中高生交えシンポ 沖縄市
スマートフォンのマナーと課題を子どもと大人が共に考えようと、琉球新報社は14日、「スマホおきなわルールづくりシンポジウム 家族で決めよう適切な使い方」を沖縄市与儀の県立総合教育センターで開催した。県教育委員会、県PTA連合会、県高校PTA連合会、県特別支援PTA協議会が共催。警察や医師らが登壇...
View Article係争委訴訟29日結審 初回弁論、10分で閉廷
名護市辺野古の埋め立て承認取り消しを国土交通相が執行停止決定したことについて、国地方係争処理委員会(係争委)による不服申し出却下を経て、県が同決定の取り消しを求めて国を相手に今月提起した訴訟の第1回口頭弁論が15日、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)であった。多見谷裁判長は次回期日を29日に...
View Article知事、和解前向き 工事停止が条件 代執行訴訟第4回弁論
米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設をめぐり、翁長雄志知事の辺野古埋め立て承認取り消し処分の取り消しを求めて国土交通相が提起した代執行訴訟の第4回口頭弁論が15日、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)で開かれた。前回弁論で裁判所が示した二つの和解案のうちの「暫定案」について、...
View Articleサンウルブズ、読谷で鍛錬 スーパーラグビー今季参入
南半球の強豪が集うスーパーラグビー(SR)に今季参入する日本チーム・サンウルブズの強化合宿が15日、読谷村の残波岬ボールパークで始まった。主将のHO堀江翔太(パナソニック)ら選手たちが軽めのメニューで約1時間、汗を流した。練習前に歓迎セレモニーが行われ、読谷村や県ラグビー協会の関係者らがチーム...
View ArticleFC琉球「全ての多様性 尊重」 袖に“レインボーライン”
サッカーJ3のFC琉球は那覇市の「性の多様性を尊重する都市・なは宣言」(レインボーなは宣言)に賛同し、今季のユニホーム左袖にレインボーカラーのラインを入れる。球団によると国内のサッカーチームで初めての試みとみられる。選手らが那覇市のなは女性センターで12日会見し、ユニホームを披露した。関係者か...
View Article<金口木舌>法への目配り
憲法に基づいて政治に歯止めをかける。立憲主義は多数の意見を制限してでも、少数の意見を保障する側面がある。時の政権にはバランスある政治への目配りが求められる ▼沖縄弁護士会は5年前から「法教育授業」で学校を巡回している。児童に法律や司法を理解してもらうことで、主権者意識を育むことが目的だ。授業は具...
View Article<社説>ヘイトスピーチ 野放しの現状 許されない
在日朝鮮人に対するヘイトスピーチ(憎悪表現)の動画が人権侵害に当たるとして、法務省がサイト管理者に削除を要請し、一部が応じたことが分かった。 悪質な憎悪表現が野放しになっている現状は憂慮すべきである。削除は当然だが、本来は政府の介入を待たずに削除されるべきだ。 ヘイトスピーチは人種や国籍、民...
View Article<社説>知事尋問 司法は正面から向き合え
今の時代に生きる沖縄県知事として、名護市辺野古の新基地建設を認めるわけにはいかないというその訳を、理と情を尽くして説明した内容だった。 米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設計画で、辺野古の埋め立てをめぐる二つの訴訟の弁論が福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)であった。埋め立て承認を取り消し...
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