米軍艦船が伊江に再入港 抗議決議直後、島袋議長「村民不安になる」
【伊江】米陸軍の汎用(はんよう)揚陸艇1隻が5日午後、再び伊江港に入港した。午前中には村議会が米軍艦船の入港などをやめるよう抗議する意見書と抗議決議を可決していた。 米艦船は午後2時に伊江港に到着。米兵が艦船に重機を積む作業をしている。艦船の入港に先立ち午後0時半ごろ、米兵約90人がフェリーに...
View Article南米キャラバンがボリビア到着 説明会スタート、交流深める
【ボリビア=長浜良起】第6回世界ウチナーンチュ大会(10月開催)への参加を呼び掛けるため3日、南米4カ国へ出発した県の「南米キャラバン隊」(団長・安慶田光男副知事)が4日午後0時半(日本時間5日午前1時半)に最初の訪問先、ボリビアに到着した。一行は4日午後7時(同5日午前8時)、サンタクルス市...
View Article防犯カメラ映像流出/那覇5カ所 ロシアのサイト公開
ロシアのウェブサイト「Insecam」で世界中の防犯カメラの映像が無断で公開されている事態が発生している。県内から那覇市とされる5カ所の映像も掲載されている。那覇市とされる通りの映像では通行人や車両などが確認できる。県警は「犯罪を呼び込む可能性もあるのでパスワードをしっかり設定し、定期的に変更...
View Article北朝鮮「ミサイル」、発射時の対応確認 那覇市が対策会議
北朝鮮「ミサイル」問題で那覇市は5日午後、城間幹子市長を本部長とする市危機管理対策本部会議を庁議室で開いた。部長級幹部らが出席し、市民への防災行政無線や市のホームページなどによる周知徹底や発射時の対応を確認した。 会議の冒頭、城間市長は「不測の事態に備え、市民の安心安全確保のため全庁を挙げて対...
View ArticlePAC3、基地外に配置 防衛省、宮古島市と石垣市に方針
【宮古島・石垣】北朝鮮「ミサイル」問題で防衛省関係者は5日午前、宮古島市、石垣市の両市役所を訪ね、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の市内配備方針を伝えた。PAC3は両市とも自衛隊施設外に配備する方針が伝えられた。宮古島市で基地外に配備されるのは初めて。前回2012年に石垣市で新港地区に配備...
View Article日本プロ、来年5月に ゴルフ、沖縄で10年ぶり
2017年に名護市の喜瀬CCで開かれるゴルフの第85回日本プロ選手権の記者会見が5日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開かれた。日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長、開催コース代表者として金秀グループの呉屋守将会長らが出席し、概要や大会成功への意気込みなどを語った。大会は17...
View Articleスターターに吉田沙保里 4月の宮古島トライアスロン
【宮古島】レスリング女子で五輪3連覇した吉田沙保里が、4月17日に開かれる第32回全日本トライアスロン宮古島大会(宮古島市、琉球新報社主催)のスターターに決まった。同日、宮古島市役所平良庁舎で下地敏彦市長と面談し、市のスターター就任要請を快諾した。 吉田は8月のリオ五輪出場が決まっている。「...
View Article県産部品、宇宙へ JAXA衛星に搭載、12日打ち上げ予定
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が12日に打ち上げ予定のエックス線天文衛星「ASTRO-H」に、県内の半導体メーカー、アクロラド(うるま市、大野良一最高経営責任者兼社長)が製造した部品が搭載される。搭載される部品は、放射線のエネルギーを識別する半導体検出器。 アクロラドは2000年、県の企業誘...
View Article学力、基地、鋭く質問 県中学生議会、42人参加
県中学生議会が5日、那覇市の県議会本会議場で初めて開かれた。沖縄の未来を担う中学生に、沖縄21世紀ビジョンについて学んでもらうことなどを目的に、県が実施した。県内の国公立、私立の中学校から生徒42人が参加した。地域振興や基地問題などについて質問した。 生徒は3人一グループに分かれ、それぞれの地...
View Article「絆、後世へ継承を」 ウチナーンチュ大会キャラバン隊、ボリビアで説明会
【ボリビア=長浜良起】第6回世界ウチナーンチュ大会(10月開催)への参加を呼び掛けるため3日、南米4カ国へ出発した県の「南米キャラバン隊」(団長・安慶田光男副知事)が4日午後0時半(日本時間5日午前1時半)に最初の訪問先、ボリビアに到着した。一行は4日午後7時(同5日午前8時)、サンタクルス市...
View Article県、貧困の「連鎖」調査を検討 30億円基金活用
県内の深刻な子どもの貧困の実態を把握するため、県は、新たに創設する30億円規模の貧困対策推進基金を活用し、新たな調査の実施を検討していることが5日、分かった。貧困の世代間連鎖について調べ、市町村の施策に役立てていく考え。県が現在作成を進めている「子どもの貧困対策推進計画(仮)」でも、継続的な調...
View Article不登校、生活保護世帯で5倍 家庭の経済状況影響
県立高校生のうち生活保護を利用する世帯で不登校傾向にある生徒の割合は、そうでない世帯の約5倍に上ることが分かった。県の2014年度教育相談・就学支援事業の一環で、NPO法人サポートセンターゆめさきが受注し、琉球大学大学教育センターの西本裕輝准教授が調査・分析を担当した。県内高校生の不登校と家庭...
View Article<金口木舌>水金地火木土天海、そして
インターネットも知らず世界はもっと広く、2本立てロードショーがあったころ。「ナイト・オン・ザ・プラネット」(1991年、ジム・ジャームッシュ監督)という映画に見入った ▼ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキのタクシードライバーの夜を描く冒頭、宇宙に浮かぶ地球がぐるぐる回る。同じ瞬...
View Article<社説>TPP署名 拙速審議は許されない
数々の疑問が払拭(ふっしょく)されたとは思えない。それどころか疑念はますます深まるばかりだ。日米など12カ国が環太平洋連携協定(TPP)の協定文に署名した。 今後は国内手続きが焦点になるが、国会は情報開示を徹底的に求め、慎重審議すべきだ。今国会は参院選を控えて会期延長ができないが、批准を急ぐ...
View Article<社説>子の教育費 低所得者向け支援拡充を
低所得層の教育費負担を軽減させる取り組みが急がれる。 沖縄振興開発金融公庫が2014年度の教育資金利用者の調査報告をまとめた。大学や専修学校などへの進学資金を借り入れた世帯で年収に占める入学費用の割合は59・9%に上った。離島では実に70・9%だ。教育費が家計を大きく圧迫している実態がうかがえ...
View Article北朝鮮「ミサイル」備え、陸自が沖縄入り
北朝鮮「ミサイル」問題を受け、防衛省が県内に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の配備を進めている件で、現場周辺の警備や災害派遣要請、情報収集などに当たる陸上自衛隊員ら80人弱と約40台の関係車両が5日夜、鹿児島発のフェリーで那覇港に到着した。この問題で県外から自衛隊員が大規模に沖縄入りするの...
View Article北朝鮮「ミサイル」 警報訓練、対応追われ Jアラート、与那原で不具合
北朝鮮「ミサイル」問題を受け県内全市町村で5日午前、全国瞬時警報システム「Em―Net(エムネット)」と「Jアラート」の情報伝達訓練が行われた。各市町村は対応に追われた。 地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が展開される石垣市では市防災危機管理室の職員がJアラートの作動状況を確認した。異常はな...
View Article抗議決議後に米艦船再入港 議長「観光客も不安」 伊江村
【伊江】米陸軍の汎用(はんよう)揚陸艇2隻が5日、伊江港に再び入港した。大型訓練に参加した米兵計161人が2回に分けて港内を行軍し、本部港行きのフェリーに乗り込んだ。同日の午前中には、村議会が米軍艦船の入港や米兵の行軍に抗議する意見書と抗議決議を可決していた。 艦船は午後4時までに2隻が到着...
View Article砲撃騒音対策 補助なし 防衛省、県外では実施
【名護】防衛省が県外の自衛隊演習場周辺地域を対象に、砲撃音被害による住宅防音工事への補助事業を行う一方、県内の米軍基地周辺地域では射撃訓練や廃弾処理の騒音被害に対する補助はなく、被害を把握する測定調査も行っていなかったことが5日、分かった。琉球新報の取材に対し、沖縄防衛局が「(同騒音被害に関す...
View Article県内外国人労働者最多4898人 留学生が4割
沖縄労働局は5日、2015年10月末現在、県内の外国人労働者数が前年同期比44・6%(1510人)増の4898人になったと発表した。外国人を雇う県内事業者数は17・6%(158カ所)増の1057カ所だった。07年に外国人雇用状況の届け出が義務化されて以降、いずれも過去最多を更新した。 15年...
View Article