宮古、石垣にPAC3展開へ 北朝鮮ミサイル、破壊命令受け
【東京】中谷元・防衛相が破壊措置命令を出したことを受け、防衛省は地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を宮古島、石垣島に展開するほか、部品などが落下した場合に備え、与那国島などに陸上自衛隊の連絡員などを派遣する考えで県内の関係自治体と調整を始めた。先島諸島へのPAC3の展開は、北朝鮮が前回弾道ミ...
View Article本部タンカン 果汁たっぷり きょう立春
4日は二十四節気の一つ「立春」。立春を過ぎると寒さが和らぎ、春の気配が現れてくるころとされる。3日、沖縄本島北部のミカン農園では旬のタンカンの収穫作業が見られた。40年以上タンカンを栽培する久場兼松さん(83)=本部町=のミカン畑にはタンカンが鈴なりに大きく実っていた=写真。久場さんは「一昨年...
View Article<金口木舌>新人類の転落
最近の若者を「さとり世代」と称する。堅実で高望みせず、将来を見越して「悟った」ような考えをするからだという。欲がなく車やブランド品に興味が薄いのだとか ▼当の若者は「十把ひとからげにするな」と怒るだろう。確かに個性を無視して、ひとくくりにされるのは面白くない。しかし大人は若者を総称したがる ▼私た...
View Article<社説>清原元選手逮捕 違法薬物を追放しよう
球界で一時代を築いたスターの末路としては、あまりにも悲しすぎる。警視庁が覚せい剤取締法違反(所持)の容疑で逮捕した元プロ野球選手、清原和博容疑者のことだ。違法薬物の追放が社会的な課題となる中、影響力の大きい人物の逮捕は残念でならない。 清原容疑者は、西武時代に4番打者として活躍、8度のリーグ優...
View Article<社説>辺野古和解勧告 問題の本質を見極めよ
辺野古新基地建設に伴う埋め立て承認取り消しをめぐる代執行訴訟で、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)が示した和解案2案が判明した。このうち「根本的な解決案」は、県が承認取り消しを撤回する代わりに、国は新基地の「30年使用期限」か「軍民共用」を米側と交渉するという内容だ。 これのどこが「根本的」...
View Articleチャーハンで対決 銀天屋台村 仲程さん初代王者
【沖縄】「沖縄市銀天屋台村ファンクラブ一同」は1月17日、銀天屋台村の居酒屋けんけんで「第1回チャーハン対決」を開催した。7人が自慢のチャーハンを出品し、味を競い合った。 その場で調理し、審査員が試食して採点した。出場者がフライパンを振ったり、変わり種の具材を投入したりすると、集まった観客約...
View Article県、インフルエンザ警報発表 南部、那覇、宮古で患者増
県は3日、1月25~31日の1定点医療機関当たりのインフルエンザ報告数が34・29人に上り警報基準の30人を超えたとして、今季初めてインフルエンザ警報を発表した。58定点医療機関合計の患者数は1989人で、前週からほぼ倍増した。那覇市も市保健所管内で同警報を発表した。 保健所別は南部が52・7...
View Article菅氏「対応可能か検討」 高裁和解案、期限内に結論
【東京】菅義偉官房長官は3日午後の会見で、名護市辺野古の新基地建設をめぐる代執行訴訟の和解案について「政府として対応可能か検討している」と述べ、裁判所が期限を付けて和解勧告すれば期限内に結論を出す考えを示した。 裁判所は県が承認取り消しを撤回し、国は新基地を30年以内に返還するか軍民共用にす...
View ArticleOCVB、受託事業を見直し 経営体質改善へ
沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、平良朝敬会長)は2015年度決算が約3717万円の赤字となる見通しになったことを受け、今後、受託事業の内容見直しによる収益力の向上や、電子化の推進による業務の効率化などで経営体質の改善を図っていく。OCVBは「今後全組織が一丸となって赤字の解消に努め...
View Article東芝の知念出場へ ラグビーTLオールスター
日本ラグビーフットボール協会は3日、トップリーグオールスター「FOR ALL チャリティーマッチ2016」(13日、愛知県の豊田スタジアム)出場選手に、東芝のPR知念雄(那覇西高―順大―順大大学院出)ら30人を選んだと発表した。 知念は高校総体や国体優勝、大学選手権2度制覇などを果たしたハンマ...
View Article田口、初日から精力的 J1名古屋 キャンプイン
サッカーJ1の名古屋グランパスは3日、南風原町での春季2次キャンプをスタートした。今季から指揮を執る小倉隆史新監督の声がグラウンドに響く中、選手たちはミニゲームなどハードな内容をこなし、那覇市出身の田口泰士も精力的に動いた。名古屋は1月31日まで、タイ・チェンマイで6日間の1次キャンプを経て、...
View Article北朝鮮ミサイル通告 国、県内自治体に説明会
北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイル発射の通告をしたことを受け、政府は4日午前、県や市町村など自治体向けの説明会を県庁で開いた。発射は南向けで先島諸島上空を通過する可能性があるため、航空自衛隊は沖縄本島に加え、宮古島、石垣島に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を配備する予定だ。 説明会の冒頭、...
View Article年男年女が福豆まき 波上宮で節分厄除大祭
那覇市の波上宮で3日、節分厄除(よけ)大祭が行われた。恒例の豆まきに保育園児や観光客ら約400人が詰め掛け、年男や年女がまく福豆や菓子を取り合った。 福豆をまいたのは、さる年生まれで数え25~85歳の28人。琉球古典音楽の人間国宝、照喜名朝一さん(83)も参加し「童心に帰った気分だ」と笑った...
View Article辺野古、陸海で市民の抗議続く 大型ブロック投下を警戒
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設に反対する約300人が4日、毎週木曜の拡大行動日に合わせて早朝から名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込み、工事を強行する政府に抗議した。工事関係車両の基地内への進入は確認されていない。 建設が予定される海上では4日午前...
View Article障害者差別解消法4月施行 沖縄労働局がセミナー 「合理的配慮」に理解を
障がいを理由とした差別を解消し、万人が働きやすい環境を目指す「障害者差別解消法」がことし4月に施行されるのに向けて、沖縄労働局は4日、雇用分野における障がい者の差別禁止に関する説明会と雇用管理セミナーを開いた。会場には企業の担当者ら約160人が訪れた。 障がい者が働く環境を整える「合理的配慮」...
View Article代執行訴訟 稲嶺市長、高裁和解案に「違和感」 集中協議経過踏まえ疑問視
【名護】稲嶺進名護市長は4日午前の定例会見で、名護市辺野古への埋め立て承認取り消しで国が県を訴えた代執行訴訟で、福岡高裁那覇支部が提示した和解案について「造らせないということが大前提で、(和解案には)違和感がある」との見方を示した。 国が工事を中止し、県と協議するとした暫定案について「暫定とい...
View Article基地汚染、国の介入提言 環境調査指針 県、策定向け原案
米軍基地に由来する環境汚染が発覚した際の対応を明確化するため、県が2017年3月策定を目指す「環境調査ガイドライン」(仮称)原案に、日本政府の介入を強化することなどを求める提言が盛り込まれた。3日、県庁で開かれた米軍施設環境対策事業検討委員会(委員長・府本禮司沖縄平和協力センター理事長)の第3...
View Article宮古島沖に海底火山地形 海保確認、南西諸島で初
海上保安庁は3日、宮古島北方約120キロの海底に存在する第3宮古海丘に海底火山地形を発見したと発表した。海上保安庁海洋情報部海洋調査課によると、詳細な海底火山地形が確認されたのは南西諸島海域では初めてだという。火山の活動を示す痕跡は確認されておらず、水深が深いことから仮に噴火しても海面への影響...
View Article「覚醒剤に手を出さないで」 依存症・自助組織が会見
依存症者の治療施設などを運営するワンネスグループは、元プロ野球選手の清原和博氏が逮捕されたことを受けて4日、那覇市の沖縄青年会館で会見し、覚醒剤の乱用や依存の危険性を説明し、覚醒剤に手を出さないよう呼び掛けた。 ワンネスグループのセレニティパークジャパン沖縄キュラデイケアセンター長の大黒武さ...
View Article赤瓦ぶき、名工に学ぶ 沖工生、建築技術研究で体験
沖縄工業高校建築科の生徒がこのほど沖縄の伝統的な建築技術である赤瓦ぶき作業に、現代の名工から指導を受けながら挑戦した。 建築科の生徒9人は「沖縄の建築環境」をテーマに1年間の課題研究に取り組み、そのまとめとして瓦ぶきを体験した。瓦、しっくいともに手作りし、片流れの「小屋組み」の上に瓦を並べた...
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