8市町が計画策定 子の貧困対策、国事業化受け
内閣府の「沖縄子どもの貧困対策事業」を受けて石垣市や南城市、南風原町など8市町が、貧困対策支援員の配置人数や子どもの居場所の運営支援に関する具体的な計画を策定していることが26日、琉球新報の取材で分かった。計画の内容を「検討中」が24市町村で、「計画なし」「未定」は離島8町村だった。 具体的...
View Article味自満が10万円寄付 りゅうちゃん募金第1号
【中部】沖縄市に本店を置く居酒屋味自満チェーンの伊礼門清吉代表が26日、琉球新報中部支社を訪ね、県共同募金会と連携した「りゅうちゃん子どもの希望募金」に10万円を寄付した。同募金への寄付は初。 伊礼門代表は「記事を読み心が痛くなった。何かできることがないかと思っていたところ、募金受け付けを紙...
View Article辺野古に全国からブロック届く 300人参加、積み上げ戦術
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する市民ら約300人が27日早朝から米軍キャンプ・シュワブのゲート前で建設工事を阻止しようと座り込んでいる。午前11時現在、工事関係車両は確認されていない。 集会で沖縄平和運動センターの山城博治議長は「全国からブロ...
View Article集団学習で発達支援 那覇市小禄にキッズアカデミー鏡原校開所
県指定放課後等デイサービス「チャレンジ・キッズアカデミー」鏡原校の開所式が27日午前、那覇市小禄の同校で開かれた。同校は軽度の発達障がいがある子どもたちを対象に、運動と学習を組み合わせたトレーニングを集団で行うのが特徴。社会で生きる力を育むことを目指す。 開所式には同校を運営する偕生会ケアサー...
View Article県、淡水化装置導入へ 離島の渇水、災害に対応
県が船舶で輸送可能な「可搬型海水淡水化装置」を2基導入する方針であることが分かった。災害や渇水時の緊急対応が目的で、県議会2月定例会に提出する2016年度予算案に計上する方向で調整している。装置は2基で1日400トンの淡水化が可能で、1人の1日の使用量を約500リットルとすると約800人分を賄...
View Article嘉手納、悪臭規制地域に 県環境審が答申案
県環境審議会(会長・大森保琉球大学教授)は26日、2015年度第3回会議を県庁で開き、嘉手納町を悪臭防止法に基づく規制地域(臭気指数による規制)に指定することを盛り込んだ答申案をまとめた。今月中にも答申、告示を経て7月から適用される。指定されれば悪臭が発生した場合、町が臭気判定士(国家資格者)...
View Article香港向け輸送貨物の混載対応 オゥ・ティ・ケイと琉海
商船三井ロジスティックスの沖縄地区代理店のオゥ・ティ・ケイ(糸満均社長)と琉球海運(山城博美社長)は26日、香港向け海上輸送貨物の混載サービスを2月から開始すると発表した。2014年末の商船三井と琉球海運の提携で、那覇から香港へは到達時間が最短4日間に短縮されている。一つのコンテナを複数の荷主...
View Articleアクエリアス号、石垣にことし初寄港
【石垣】スタークルーズ社(本社・マレーシア)のクルーズ船「スーパースターアクエリアス号」が27日、石垣島にことし初寄港した。石垣市が石垣港で歓迎セレモニーを開き、台湾から訪れた乗客を出迎えた。アクエリアス号の寄港はことし59回を予定している。 【琉球新報電子版】
View Articleチューリップ、色鮮やか8万本 海洋博公園で満開
沖縄地方は27日、歴史的な寒波による寒さが和らいだ。本部町の海洋博公園熱帯ドリームセンターでは「チューリップフェア」が開かれ、咲き誇った48品種約8万本のチューリップが来場者を楽しませた。 埼玉県から家族で観光に来た屋敷尚子さん(34)は「沖縄は暖かい」と語り、娘の栞里ちゃん(5)は「ピンク色...
View Article広がる子ども食堂 高齢者、障がい者も交流
訪れる子どもたちに食事やおやつを提供する取り組みが、県内で広がりつつある。中でも、今月相次いで本格開所した沖縄市銀天街の「子どもカフェ」と那覇市長田の子ども食堂「ほのぼのヒロバ」は、世代などの垣根を越えた人が集い、子どもの成長を見守っている。地域活性化にもつながる新たな試みとして注目を集めそう...
View Article普天間問題、きょう新協議会 県、国に辺野古断念要求へ
【東京】国と県が米軍普天間飛行場の辺野古移設問題や在沖米軍基地の負担軽減策などを話し合う「政府・沖縄県協議会」の第1回会合が28日、首相官邸で開かれる。政府側は菅義偉官房長官、外務、防衛、沖縄担当の沖縄関係4閣僚と杉田和博官房副長官、県側は翁長雄志知事、安慶田光男副知事が出席する。昨年8~9月...
View Article島尻氏、知事に辺野古容認迫る 宜野湾市長選受け「現実的解決法」
自民党県連会長の島尻安伊子沖縄担当相は27日までに共同通信のインタビューに応じ、現職が再選された宜野湾市長選の結果について「普天間の一日も早い危険性除去と全面返還を求める声が、辺野古移設に反対する声に勝った」と述べ、辺野古移設に反対する翁長雄志知事に対して「現実的な解決方法として辺野古移設も選...
View Article米2軍艦、伊江に初入港 県、事前把握せず 定期船に遅れ
【伊江】伊江村の伊江港に26日に米陸軍の汎用(はんよう)揚陸艇「LCU2000」2隻が入港し、27日にかけて車両やコンテナなどを降ろす様子が確認された。県や村によると伊江港への米軍艦船の入港は過去に記録がなく、初めてとみられる。27日は米軍艦船の入港で村の定期船に遅れが出る影響も出た。入港手続...
View Articleアイスホッケー成年男子、初勝利 冬季国体開幕
第71回国民体育大会冬季大会が27日、岩手県内で開幕し、アイスホッケー成年男子1回戦で県勢が7-2で鹿児島を破った。県勢の冬季国体アイスホッケーでの初戦突破は初めて。北海道と対戦する成年男子2回戦、滋賀と対戦する少年男子1回戦はいずれも28日、盛岡市アイスリンクで行われる。
View Article<金口木舌>忘れない誓いを
潮の香りを感じる湘南に82歳の女性をかつて訪ねた。古謝トヨ子さん。神奈川県内の病院で看護婦長を務めた後、老健施設に勤務する。柔らかな笑顔ときびきびした動作は年齢を感じさせない ▼古謝さんは沖縄出身の両親の下、フィリピン・ミンダナオ島で生まれた。幸せな子ども時代は小学6年で断たれる。米軍の高射砲が...
View Article<社説>春闘スタート 格差是正への転機にしたい
正規労働者と非正規労働者の格差をこのまま放置すれば、この国は「持続可能」でなくなる。社会そのものが崩壊しかねないのだ。 春闘がスタートした。連合は正規と非正規、大企業と中小企業の格差是正を重視する姿勢を示した。ぜひ格差是正への大きな転機となる春闘にしてほしい。 総務省の最新の就業構造基本調査...
View Article<社説>那覇基地F15倍増 民間空港転換を進めよ
沖縄の空に、また一つ不安が加わった。防衛省は航空自衛隊の部隊再編により、那覇基地のF15を現在の20機から倍増し、40機体制にすることを決定した。現在でも民間航空機と自衛隊機が混在する過密空港にさらに負担が増える。 那覇空港で自衛隊機が関係する事故は、過去に何度も起きている。1985年には自衛...
View ArticleF16、嘉手納に12機飛来 外来は計40機、地元怒り
【嘉手納】米空軍嘉手納基地に27日、米アラスカ州イールソン空軍基地所属のF16戦闘機が12機飛来した。嘉手納基地には25、26日にも同州エルメンドルフ空軍基地所属のステルス戦闘機F22ラプターも14機飛来している。嘉手納基地にはこのほか国内外の米軍基地からFA18Eスーパーホーネット戦闘攻撃機...
View Article知事、菅氏と笑顔で握手 都内イベント、観光発展で一致
【東京】都内で27日夜に開かれた沖縄観光PRイベント「沖縄ナイト」で翁長雄志知事と菅義偉官房長官が対面した。米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設計画が法廷闘争に突入するなど対立が先鋭化する中で、県と国、翁長知事と菅氏の“代理戦争”といわれた宜野湾市長選から3日後の対面となったが、辺...
View Articleひとり親に就労準備金 県、資格取得で貸付制度
県は、困窮状態にあるひとり親世帯の資格取得を支援する事業を拡充する。資格取得のための養成訓練の受講中に生活費を給付する「高等職業訓練促進給付金」で、入学準備金50万円と就職準備金20万円の貸付制度を創設する。資格取得後に5年間継続して就業した場合は返済を免除する。 同給付金ではこれまで2年以...
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