ゆがふ、初の製糖 45年ぶり年内開始 原料10万トン
球陽製糖(うるま市)と翔南製糖(豊見城市)が9月に合併した新会社「ゆがふ製糖」(うるま市、知念宏彦社長)で21日、2015~16年産サトウキビの製糖作業が始まった。合併後初の製糖作業で、本島26市町村のサトウキビはうるま市の製糖工場に集約化される。同社の具志川工場で年内に製糖作業が開始されるの...
View Article警視庁機動隊が一時帰任 辺野古警備 年明け再派遣
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設計画をめぐり21日、米軍キャンプ・シュワブゲート前で警備に当たっていた警視庁機動隊が初詣など都内での警備が必要になることから年末年始に合わせて一時引き揚げることになった。複数の関係者によると、年明け以降は、警視庁を含め県...
View Article「沖縄で生活継続」59% 東日本大震災避難者 住宅支援17年打ち切り
東日本大震災から来年3月で5年を迎えるのを前に、県内の避難者の生活状況や今後の意向を把握するため、県が10~11月に調査したアンケートの結果が21日に公表された。災害救助法に基づく住宅支援を受ける世帯のうち、今後の生活について「避難を継続」「県内に定住する」が59%に上った。住宅支援が2017...
View Article高専屋内も基準値超 米軍ヘリの低周波音 渡嘉敷琉大准教授調査
【名護】名護市辺野古の沖縄工業高等専門学校の屋内で観測された米軍ヘリによる低周波音が、環境省が定めた心理的影響の基準を上回っていたことが21日、琉球大学の渡嘉敷健准教授(環境・音響工学)の調査で分かった。屋外では物などが揺れる「物的苦情に関する参照値」も上回った。同校の屋内で基準値を超える低周...
View Article沖縄予算3350億円 前年度当初比10億増 2年連続要求届かず
【東京】政府は2016年度の沖縄関係予算を本年度当初予算の3340億円から約10億円増額し、3350億円とすることを決めた。島尻安伊子沖縄担当相が21日午後、麻生太郎財務相との折衝後の会見で明言した。予算案は24日に閣議決定される。概算要求3429億円には届かなかった。概算要求を下回るのは辺野...
View Articleきょう冬至 正月用の田芋収穫に農家汗
きょう22日は冬至。二十四節気の一つで最も昼間の時間が短く、夜が長くなる。金武町の億首川周辺の田んぼで21日、正月用に実ったターンム(田芋)を一つ一つ丁寧に収穫していた。農家の女性(80)は「ことしは暑くて大変。冬至じゃないみたい」と汗を拭った。
View Article<金口木舌>コザ暴動
群衆が裏返そうとした途端にガソリンが流出し車両は炎に包まれた。投石もあった。焼け焦げた車はそこかしこ。米統治下の1970年12月20日、今の沖縄市で発生したコザ騒動の光景だ ▼酔いがさめるように翌朝には沈静化した。その光景をヘリで視察した米陸軍のジョン・J・ヘイズ少将は振り返って、こう話したとい...
View Article<社説>生活保護と進学 政府が貧困脱出を阻むの愚
実は生活保護を受けながら大学や専門学校には通えない。そんな時代遅れの原則を政府が持っていることが、今秋の参院内閣委員会で明らかになった。 親の貧しさが子の貧しさを招いてしまう「貧困の世代間連鎖」を断ち切るどころの話ではない。貧困から脱出する道に政府が立ちはだかってどうするのか。 政府は速やか...
View Article<社説>辺野古推進意見書 民意の全体を見るべきだ
沖縄の状況をきちんと受け止めた内容の意見書だとは思えない。 長崎県の佐世保市議会が、米軍普天間飛行場の代替施設の早期実現を求める意見書を賛成多数で可決した。普天間の名護市辺野古移設をめぐる国と沖縄県の対立に関し「飛行場の固定化につながる恐れがある」との見解を示した。 佐世保だけではない。本紙...
View Articleキングス序盤で主導権 TKbjリーグ第22戦
プロバスケットボールTKbjリーグの琉球ゴールデンキングス(西地区4位=15勝6敗)は20日、福島県の郡山総合体育館で福島ファイヤーボンズ(東地区4位=13勝8敗)と第2戦(今季第22戦)を行い、93―78で勝利した。 第1戦で力を出せなかったキングスは守備を修正し、第1クオーター(Q)から福島...
View Articleコラソンが台湾選手獲得 球団初の外国人
日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは21日、台湾代表経験のある趙顯章(チャオ・シャンチャン)と契約したと発表した。コラソンが外国出身選手と契約するのは初めて。既にチームに合流して練習しており、22日に開幕する日本選手権から試合に出場する。 趙は台北市出身の24歳で、身長196センチ...
View Article佐渡山(久志)中学女子V2 小中学生ゴルフ伊江島大会
【伊江】第4回ハイビスカスカップ小中学生ゴルフ伊江島大会(主催・伊江村、共催・琉球新報社、伊江島カントリークラブ)が20日、伊江島CC(中学生・小学生高学年3109ヤード、パー58、小学生低学年2455ヤード、パー58)であった。 中学生女子で佐渡山理莉(久志中3年)が4アンダー54の大会新記録...
View Articleノーベル賞大村氏「沖縄の健康守れた」 県医師会が感謝状
【東京】ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智・北里大特別栄誉教授(80)が18日、科学技術担当相を兼任する島尻安伊子沖縄担当相を訪問した。沖縄の風土病の特効薬を開発した大村氏は「沖縄の恩人」と呼ばれており、県医師会(宮城信雄会長)から感謝状が贈られた。大村氏は「沖縄の皆さんの健康を守ることに貢...
View Article辺野古、掘削調査継続か 土砂搬出反対で全国組織代表視察
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設をめぐり22日も早朝から、米軍キャンプ・シュワブゲート前で市民ら約100人が座り込み、抗議行動を展開している。海上では、大型クレーン船から掘削棒が海中に延び掘削作業が継続している様子や、沖縄防衛局による潜水調査が確認され...
View Article家庭ごみ2.5%減目標 県環境審が処理計画案
2015年度第2回県環境審議会(会長・大森保琉球大名誉教授)が21日、県庁であり、2016~20年度の県廃棄物処理計画(第4期計画)の素案が示された。一般廃棄物の減量化目標は現状(13年度)の2・5%減。産業廃棄物は現状と同程度の目標を掲げた。計画は本年度末に策定する。 一般廃棄物で沖縄の1人...
View Article今帰仁、3学期制に 委員会答申 小中、来年度から
【今帰仁】今帰仁村2学期制検証委員会は21日、これまでの2学期制を見直して2016年度から3学期制に移行する案を新城敦教育長に答申した。 中学校の夏休み明けは2学期制と同じ8月末に設定する予定。新城教育長は答申を踏まえ年明けに方針を公表する。 検証委は、村内各校長やPTA会長ら13人で構成する...
View Article基地問題、教訓語る 「コザ暴動」45年でシンポ
1970年のコザ騒動の発生からちょうど45年となる20日午後、「戦後70年コザ暴動プロジェクト」(同実行委員会主催)の締めくくりとなるシンポジウム=写真=と上映会が沖縄市のコージーセントラルで開催された。 事件を目撃するなどした5人が当時を振り返り、事件の歴史的意味や、基地問題解決に向けた教訓な...
View Articleココストアからファミリーマートに 転換第1号店オープン
国内コンビニ業界の再編に伴う、ココストアからファミリーマートへのブランド転換の県内第1号が22日午前、沖縄本島中部で2店同時開店した。開店朝礼に立ち会った沖縄ファミリーマートの大城健一社長は「異なる文化の融合をどう形にしていくか。1号店として注目も集めると思うが楽しみながら取り組んでほしい」と...
View Article名護、西原高が最優秀 全国マーチング、県勢活躍
第43回マーチングバンド全国大会(日本マーチングバンド協会主催)は最終日の20日、さいたまスーパーアリーナで大会を開き、高校の部小編成で名護、中編成で西原がいずれも金賞・編成別最優秀賞に輝いた。 編成別最優秀賞は小編成、中編成とも金賞を受賞した高校の中から1校が選ばれた。 一般の部に出場した「...
View Articleアトリエ・門口がコンペ金賞 奥武山公園内の施設設計
若手建築士の育成を図る設計競技「オウノヤマコンペ2015」の表彰状授与式が22日午前、県庁であり、「にわのニワ」という作品名で金賞を受賞した「アトリエ・門口」の砂川佳久さんと仲村はるかさん、大城良介さん、岡本丈一郎さんが表彰状を受け取った。末吉幸満土木建築部長は「若手向けのコンペを今後も継続し...
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