【名護】北部の農家や加工業者、飲食店などでつくる「やんばる畑人(はるさー)プロジェクト」が8日、名護市役所に稲嶺進市長を訪ね、農林水産省の「ディスカバー農山漁村の宝」に選定されたことを報告した。 「ディスカバー農山漁村の宝」は、地域活性化に取り組む団体や地域の優良事例を表彰する。やんばる畑人プロジェクト は、683件の応募の中から27地区の「農山漁村の宝」に選ばれた。さらに同団体はグランプリ候補の9団体の中にも入った。10月下旬に予定されている表 彰式で、グランプリや特別賞が決まる。12日まで、農水省のHPから同団体に応援メッセージを送ることができ、評価の対象になる。
同団体は北部の農家や加工業者、飲食店で連携し、地域食材の活用推進に努めてきた。やんばるの食材での「やんばるスパイス」の開発や、スパイスを用いた料理の提供、やんばる産食材をPRするイベントの開催など、これまでの取り組みが評価された。
芳野幸雄運営委員長は「ネットワークが強み。これからもみんなで取り組んでいきたい」と意気込んだ。稲嶺市長は「よくやっているなと思う。頑張る人たちを市としても応援したい」とエールを送った。
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「農山漁村の宝」に選定 やんばる畑人プロジェクト
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